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ガラパゴス諸島は誰のために・・

ガラパゴス諸島と聞いて、何を思い浮かべますか?

イグアナ、ゾウガメ・・

ダーウィンの進化論・・?

素晴しい自然に満ち、独自の進化を遂げた生物たちの楽園です。

そんなガラパゴス諸島へ行くに当たって、「入島料」なる料金が
必要であることを知っていましたか?

僕は、初めて知りました。。。

ちなみに、1人当たり100ドルらしいですから、1万円ちょっと。。

安くはありませんね…。

それでも管理者であるガラパゴス国立公園側は、値上げを検討して
いるそうで・・

  1.エクアドル本土に3泊する場合、1人当たり200ドル
  2.エクアドル本土に2泊以下の場合、1人当たり400ドル

ってコトになる予定らしいです。

この値上げ案…、パッと見ただけですと意味がわかりにくいですが、
要するに、ガラパゴス諸島へ観光する前に、エクアドル自体での
観光を強化したいと言う狙いが込められているわけです。

ここ最近、ガラパゴス諸島を観光する旅行者数は年間27万6000人ほど。

絶え間ないほど諸島内に流入され、動植物たちは、すっかり圧迫
されているみたいで、諸島の維持費を稼ぐためもあって、こうした
大幅値上げを検討中と言うわけです。

もっと言えば、あまり諸島内に入り込んで欲しくない…ってコトです。

イグアナ、ゾウガメのほか、多くの動植物にとって、かけがえのない
楽園であるガラパゴス諸島・・

そこを訪れる身勝手な人間たち・・

自分たちの楽園にしようと、今では300軒もホテルが建ち、150軒ほど
レストランやバーができてしまったそうです。。。

そんなことをされては、特殊であり、もろい環境の楽園は壊れて
しまうわけで・・

そうなると、イグアナたちは行き場を失い、滅んでしまうのです。

ハワイ諸島、フィジー島も、昔はガラパゴス諸島に似た楽園だった
そうですが、今、ご存じの通り、ホテル、レストランなどが乱立した、
俗された観光地に変貌しているようで。。。

ガラパゴス国立公園側としては、絶対に、そんな悲劇を回避させねば
ならないと言う使命感に駆られているわけです。

こうして進化を遂げ、楽園に安住しているガラパゴスの生物たちを
守ろうとする人間がいる反面、それを理解できない人間も…

ある意味、あまりにも人間だけが進化し過ぎてしまったのかも
知れません…。
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