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儲かるレトロな喫茶店
僕の勤め先では、山林で道路を補修するなどの土木工事も
ありますが、小売店や飲食店の外装、内装工事が比較的
多いです。
で・・
今日の午後、来週から外装工事を受けることになる喫茶店へ
お邪魔させていただき、そこのマスターと簡単な打ち合わせを
することになりまして・・
その喫茶店の名前だけ紹介させてください。
その名も「第一朝顔(だいいちあさがお)」・・
・・って意味わからん。。。
見るからに昭和チック!
めっちゃレトロな喫茶店です!
この屋根のデザインと言い、窓枠の造りと言い・・
ここのマスターは、この夏に80歳になると言っていますが、
とても若く見えます。
奥さんと二人で、今も元気に切り盛りしているみたいです。
昭和50年開業。
マスターが35歳の時に始めたそうですが、娘さんが後を継いで
くれることになったそうで・・
それで、まぁ、屋根と外壁の一部を
補修してもらいたいンだわ~
人懐っこそうな笑顔で、マスターが言いました。
このマスターは話好きなのか、打ち合わせは20分で済みましたが、
その後、ず~~っと喫茶店業界について話をしてくれまして・・
まず、「第一朝顔」の名前の由来から・・
ここは駅から徒歩7、8分で、近くに銀行やオフィスも多いせいか、
毎朝、モーニングコーヒーを飲みに来る客が多いそうで、また、
その際には、バタートースト、ゆで玉子、さらにバナナがセット
になってサービスされ、大繁盛!
この町の朝の顔に…って意味合いで「朝顔」にしたそうで、
あまり人気だったので、支店を近くに出しまして、それが
「第二朝顔」。。
ところが、第二の方は人通りの少ない場所であったことと、
第一のように駐車場がないため、客足がイマイチ。。。
それで、こちらは2年半で閉店。。。
「第二朝顔」はなくなったものの、「第一朝顔」は元気に営業を
続けていると言うわけです。
それで、マスターによれば飲食店の廃業率は19%だそうで・・
全業種平均10%に比べてみれば約2倍ってコトで、
だいたい喫茶店なんてモンは、この辺りでは
多産多死産業と言ったモンだわ~
この辺りは喫茶店が多い地域ですが、出店しては消え、また出ては
消えていくと言ったことが繰り返されてきたようです。
さらに、マスターは全日本コーヒー協会の資料を持ち出してきて、
喫茶店は1981年(昭和56年)、15万4千店以上
あったンだわ~。
それが、2016年になると8万7千店になってるでしょ~。
こんなに減っちゃったンだわ~
と説明してくれ、次には、
喫茶店の数は減ってるけど、コーヒーの
輸入量は増えてるンだわ~。
と説明が続き、それによれば、1981年頃の2倍以上になるとのこと。
喫茶店は、ほぼ半減したのに、コーヒーの輸入は倍増!?
なぜだ?
それはね~、コーヒーを飲む場所が
喫茶店以外で増えてきたからなんだわ~
そうだったのか!
そうそう!コンビニ、ハンバーガーやドーナツショップでコーヒー
を飲む機会が増えてますよね。
ファミレス、カラオケ店でもコーヒー、よく飲まれていますね。
だけどね~、ウチは運がよかったわ~。
一時は潰れるかも知れんと思ったことも
あったけどね~。
それに今はね~、、
こういうレトロな喫茶店が若い人たちに
ウケるようになったンだわ~。
昔ながらの鉄板ナポリタン、ウチではお昼に
30食は出るよ~。
10年くらい前だったら5食出ればイイところ
だったけどね~。
今、多い日だと80食も出て、目が回ってまうわ~。
満面の笑顔でマスターは語るのです。
ここのナポリタンは700円。
これだけで、最低1日21,000円の売上、、さらにモーニングの
コーヒーが何杯出るのか?
コーヒーは1杯380円ですが、これもマスターの説明では、
何しろね~、喫茶店はコーヒーが
一番儲かるンだわ~。
これの原価、今は40円くらいかなぁ~。
・・ってコトは、原価率が約11%! 粗利率89%!
1杯当たり粗利340円!
儲かるナァ!
・・などなど、まぁ、ためになる話も含めて、1時間30分ほど
聞きまして。。
その間に、粗利率89%のコーヒーを2杯、ごちそうになりました。
それじゃマスター、来週よろしく~☆
にほんブログ村
ありますが、小売店や飲食店の外装、内装工事が比較的
多いです。
で・・
今日の午後、来週から外装工事を受けることになる喫茶店へ
お邪魔させていただき、そこのマスターと簡単な打ち合わせを
することになりまして・・
その喫茶店の名前だけ紹介させてください。
その名も「第一朝顔(だいいちあさがお)」・・
・・って意味わからん。。。
見るからに昭和チック!
めっちゃレトロな喫茶店です!
この屋根のデザインと言い、窓枠の造りと言い・・
ここのマスターは、この夏に80歳になると言っていますが、
とても若く見えます。
奥さんと二人で、今も元気に切り盛りしているみたいです。
昭和50年開業。
マスターが35歳の時に始めたそうですが、娘さんが後を継いで
くれることになったそうで・・
それで、まぁ、屋根と外壁の一部を
補修してもらいたいンだわ~
人懐っこそうな笑顔で、マスターが言いました。
このマスターは話好きなのか、打ち合わせは20分で済みましたが、
その後、ず~~っと喫茶店業界について話をしてくれまして・・
まず、「第一朝顔」の名前の由来から・・
ここは駅から徒歩7、8分で、近くに銀行やオフィスも多いせいか、
毎朝、モーニングコーヒーを飲みに来る客が多いそうで、また、
その際には、バタートースト、ゆで玉子、さらにバナナがセット
になってサービスされ、大繁盛!
この町の朝の顔に…って意味合いで「朝顔」にしたそうで、
あまり人気だったので、支店を近くに出しまして、それが
「第二朝顔」。。
ところが、第二の方は人通りの少ない場所であったことと、
第一のように駐車場がないため、客足がイマイチ。。。
それで、こちらは2年半で閉店。。。
「第二朝顔」はなくなったものの、「第一朝顔」は元気に営業を
続けていると言うわけです。
それで、マスターによれば飲食店の廃業率は19%だそうで・・
全業種平均10%に比べてみれば約2倍ってコトで、
だいたい喫茶店なんてモンは、この辺りでは
多産多死産業と言ったモンだわ~
この辺りは喫茶店が多い地域ですが、出店しては消え、また出ては
消えていくと言ったことが繰り返されてきたようです。
さらに、マスターは全日本コーヒー協会の資料を持ち出してきて、
喫茶店は1981年(昭和56年)、15万4千店以上
あったンだわ~。
それが、2016年になると8万7千店になってるでしょ~。
こんなに減っちゃったンだわ~
と説明してくれ、次には、
喫茶店の数は減ってるけど、コーヒーの
輸入量は増えてるンだわ~。
と説明が続き、それによれば、1981年頃の2倍以上になるとのこと。
喫茶店は、ほぼ半減したのに、コーヒーの輸入は倍増!?
なぜだ?
それはね~、コーヒーを飲む場所が
喫茶店以外で増えてきたからなんだわ~
そうだったのか!
そうそう!コンビニ、ハンバーガーやドーナツショップでコーヒー
を飲む機会が増えてますよね。
ファミレス、カラオケ店でもコーヒー、よく飲まれていますね。
だけどね~、ウチは運がよかったわ~。
一時は潰れるかも知れんと思ったことも
あったけどね~。
それに今はね~、、
こういうレトロな喫茶店が若い人たちに
ウケるようになったンだわ~。
昔ながらの鉄板ナポリタン、ウチではお昼に
30食は出るよ~。
10年くらい前だったら5食出ればイイところ
だったけどね~。
今、多い日だと80食も出て、目が回ってまうわ~。
満面の笑顔でマスターは語るのです。
ここのナポリタンは700円。
これだけで、最低1日21,000円の売上、、さらにモーニングの
コーヒーが何杯出るのか?
コーヒーは1杯380円ですが、これもマスターの説明では、
何しろね~、喫茶店はコーヒーが
一番儲かるンだわ~。
これの原価、今は40円くらいかなぁ~。
・・ってコトは、原価率が約11%! 粗利率89%!
1杯当たり粗利340円!
儲かるナァ!
・・などなど、まぁ、ためになる話も含めて、1時間30分ほど
聞きまして。。
その間に、粗利率89%のコーヒーを2杯、ごちそうになりました。
それじゃマスター、来週よろしく~☆
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