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あの時代とは異なって…

厚生労働省より公表された「労働経済白書(2018年度版)」には、
有効求人倍率が1.62倍(年度平均)になり、1973年度以来の高水準
であると記されています。

1973年度と言いますと、高度経済成長期の真っ只中!

これに匹敵すると言うわけです。

但し、有効求人倍率は当時と同じく高水準らしいですけど、大きく
異なるのは人材確保。。。

1973年度の日本は、現代ほど産業、情報とも技術的には到底及び
ませんが、元気な働き手がたくさん居ました。

  ヤル気満々!

  やればやっただけ金になる!

  努力と根性!

  身を粉にして働け!

  気合で乗り切れ!

  社員一丸!目標達成!

とにかく、あの時代の日本はパワフルな人、バイタリティーな人が
いっぱい居ました。

今じゃ、身を粉にして…、気合で乗り切れ…って言われたら、
パワハラなどと受け取られちゃうでしょうね。。。

まぁ、パワハラなんて言葉が存在していなかった時代だったから
高度成長できたかも知れませんが・・

現代は違います。。。

パワーに欠ける。。。

働いてくれる人がいない。。。

ザックリではありますが、全体の約7割の会社は「募集のための賃上げ」
「中途採用の強化」に踏み切ったそうです。

それでも人材を確保できていない。。。

そこで・・

労働経済白書には、こんな文書が見られます。

  賃上げ、中途採用の強化が実施されている一方で、
  働きやすさや働きがいを高める取り組みは遅れている。
  働きやすさが新入社員の定着率や顧客満足度の改善に
  つながる。

・・・・・わかってンだよ、そんなこたぁ!

会社の経営陣の方々から、そんな声が聞こえそうじゃありませんか?

新入社員を定着させるため・・

顧客満足が高まれば・・

・・・・・そりゃあ、働きやすくした方がええわナァ!
得意先から評価されりゃ働きがいも高まるわナァ!

・・・・・だけど、それをどーやったら上手く行くかわからねーから
頭悩ましてンじゃねーか!

・・・・・どうせなら、もっと具体的に書いてみろってんだ!

まぁ…、厚生労働省としましては、ここまで記載するのが精一杯
だったわけですね。。。

でも、こうして経営者側をイラつかせるようなこと書かない方が
イイんじゃないかとも思いますけどね…。
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