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この辺りも空き家が増えて…

近頃、日本ではザックリ、9軒に1軒が空き家と言うことになる
ようで・・

僕のウチから10分ほど歩くと、空き家が4、5軒はありますね。

それらはどれも、まあまあ大きなお屋敷で・・

  どんな人が住んでいたんだろ?
  なかなか裕福に暮らしていたのかも
  知れないナ。。。

そう思わせるほどの敷地の広さ。立派な構えの屋敷。

でも、何年も放っておいたため、辺りは草がボウボウ・・

窓ガラスの一部が割れたままになっていたり、雨どいが外れて
しまっていたり・・

中には屋根瓦が部分的に落ちていたり、さらに、屋根自体が
ぐにゃりと変形していたり・・

敷地周りの塀の一部に大きな穴が開いていたり、崩れかけて
いたり・・

こうした空き家の隣に住んでいる人は、気が気じゃないと
思いますよ。。。

塀が倒壊したり、瓦が吹き飛ばされてきたら…、なんて思うと
落ち着かず、夜もぐっすり眠ることができないンじゃないですか?

  おい、そう言えば、あんた、
  建設関係だったよな?
  何とか、あの空き家の塀を
  補修できないか?

とか、

  もうありゃダメだ!
  見ろ、屋根が下の方に沈んだようになって…
  このままじゃ倒壊するゾ!
  早めに解体してくれないか?

など、近所のおじさんたちから声が掛けられますけど…

もちろん、勝手に手を出すことは出来ないわけで…

まぁ、向こうもそんなコトは知っていて、冗談交じりに言って
いると思いますが、それでも気持ちとしては切実なモノがあると
思いますね。。。

  屋根の瓦が地面に落っこちたんだと思うが、
  夜中にスゲェ音が響いてきてナァ。。
  一度に目が覚めちゃったよ。

そんな不安な思いを空き家の隣の人は胸にしながら、毎晩、
浅い眠りについているわけです。

また、空き家は、住所不定の輩などが勝手に棲みついたり、
変なヤツが火を点けたりする場合もあって、やっぱり怖い
です。。。

不安、怖い…などと思ってはいるものの、所有者が不明で
連絡の取りようがなかったり、また、所有者がわかっていても
トラブルになるのを避けようと、何も言わずに悩んでいる人は
少なくないと聞きます。

  この連区は65歳以上が毎年100人規模で
  増えてるんだ。
  そして毎年、年寄りが20人くらい
  死んで行くんだ。
  この調子だから空き家が増えていくんだ。

近所に住む80歳くらいのおじさんが、今朝、僕に教えてくれ
ました。

  じゃ、おじさんは、あと何年後…?

って、僕は心の中で問い掛けてみました…ってのは冗談ですが、
この数字が事実だとすれば、近い将来、マジで深刻な空き家
問題が発生することになりますヨ…。
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