時は金なり･･･の裏には

『時は金なり』と言われる通り、時間とお金、どちらも
限りあるもので、それゆえに大切に使わなくてはいけない
わけですが･･

　　金銭的に余裕がない場合は、
　　時間を無駄に使う。
　　時間的に余裕がない場合は、
　　お金を無駄に使う。

そんな言葉もあるようです。

例えば･･

1円も無駄遣いしたくないからと、ネットで最安値の洗濯機を
探していると、気づかないまま1時間も過ぎていたとか･･

時間を最大限有効に使おうと、分刻みでスケジュールを
組んでしまってから、洗濯する時間、物干しをする時間が
ないことに気づき、クリーニング代がかさんだり、新しい
服をやたら購入してしまったとか･･

まぁ、極端な例ですが、あまりにもキッチキチ！って感じで、
余裕が全くないと結果的にはお金か時間を無駄にしてしまうと
言うことです。

限られている時間、お金･･

確かに貴重なモノに違いありませんが、そこそこ“遊び”を
持たせないと･･

曲芸に「綱渡り」ってありますね。

あのロープだって、ピンピンに張っちゃうと、渡ろうにも
渡りづらくて上手く行かないみたいで･･

少しだけゆるく張ってあげた方が上手く行くモンです。

その“ゆるさ”が余裕と言うことですが、この余裕って言葉、
なかなか曲者なんですよねぇ。。。

そもそも余裕ってのは、基準が設定されていない…。

ここまではイイけど、これ以上はダメ…って範囲設定されている
わけじゃないから、自分では、

　　これぐらいの余裕があっても
　　イイじゃん！

と思っていても、別の人からすれば、

　　それはヤバくない？
　　もうちょっと抑えようよ。

って言われたり。。。

だから、余裕に対する基準に個人差が出て、それが時間やお金の
使い方の差につながっていくわけですね。

ウチの悪妻なんか、めっちゃ余裕あり過ぎな生活してますよ！

本人は、余裕と解釈しているみたいですが、僕が見ると、

　　ウダウダ、チンタラやってる
　　だけじゃねーか！
　　そんなモン、余裕って言うな！

ってコトです。。。


時は金なり･･

素晴しい格言ですよね。

この言葉の裏には、個々の余裕の持ち方が隠れているわけです。

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