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働けど働けど…

この先、ますます日本では、働く人たちの努力が報われなく
なるとのことで…

まず賃金の伸び悩み、それと、社会保険料の増額…

何しろ、2010年代の10年間で日本の総人口は毎年平均19万人
減少している一方で、高齢者は65万人ずつ増えてます。

まぁ、それでも日本経済は緩やかながら持続的に成長を
続けてきました。

2013年、日本の企業の経常利益は59.6兆円でしたが、2018年
では83.9兆円・・

名目GDPを見ても、2019年で557.9兆円になり、5年前より
39兆円増加しています。

とは言え、2010年代における日本の実質成長率は平均年率
1%未満・・

OECD諸国では年率3~4%ですから、2010年代で日本は世界と
大きく差が開いてしまったわけです。

また、最近のデータでは日本の1人当たりGDPは、OECD38ヵ国
の中で20位となってます。(2021年)

製造業の賃金を比較すると、日本を100とした場合、ドイツが
最も高くて183、フランスは151、アメリカが131になるそうです。

今年の春闘では賃上げ率が3.7%と、近年に比べれば高いと
評価されてはいますが、まだまだ国全体で見れば賃上げは
浸透していないようで。。。

大企業と、その子会社や一次下請けに限られるみたいで、中小
企業では賃上げが不十分と言われているようです。

人材不足とされている業種の賃金は上昇トレンドにあるとも
言われていますが、それも限定的だろうと思います。

それなので、働いても働いても・・

一所懸命、コツコツ働いても“報われた感”がない・・

なかなか達成感が得られない時代になるみたいです。。

では、どうすれば達成感を得られるのか?

基本的には他のOECD諸国同様、年率3~4%の成長を持続させる
ことでしょう。

そうなれば間違いなく、もっと賃金も上がるはずです。

しかし…

その3~4%の成長率は、日本にとって至難の業と言いますか、
ほぼ不可能なんじゃないかと。。。

最初に書いたように、人口は減るわ、高齢者は増えるわ…

そんな状況じゃ3~4%の成長なんて、とてもとても。。。

なので…

働き手の待遇は良くなることはなく、ますます厳しさが増す
と言う…

  今でも厳しいのに、もっと
  厳しくなっちゃうの!?

  ンじゃ、ますますヤル気
  なくしちゃうよ!

ってコトで、どうしたってこの先、厳しくなる条件しか
出てこないみたいです…。
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