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そうだったのか出前一丁

僕がインスタントラーメンの中で最も好きだったのは、
日清食品の「出前一丁」でした。

なぜ過去形なのか…と、言いますと、価格高騰により、
とても手が出せなくなり、もう彼是4年くらい食べて
いないのです。。

出前一丁は、1968年の発売以来、ロングセラーを続けて
いますが、現在のところ、近所のスーパーの販売価格は
5食入りで527円と・・

目を疑いたくなるような、信じられないような値が付いて
いて、もう、とてもとても買うことが出来ません。。

出前一丁は、数あるインスタントラーメンの中で、唯一、
ごまラー油という付加価値、そして、差別化を成し得た
商品だと思っています。

同じく日清食品から世界初のインスタントラーメンとして
発売された「チキンラーメン」は、麺にスープを染み込ま
せた味付麺で、お湯を掛けるだけで簡単に食べられると言う
画期的な特徴を備えていますが・・

出前一丁は“お湯を掛ける”ではなく、“調理する”タイプ
で、麺を茹で上げ、粉末スープを入れ、さらに、ごまラー油
を加えて風味付けして・・

そこからさらに、お好みで、きざみねぎ、もやしなどを
トッピングすると言ったカスタマイズ性があります。

濃口のしょうゆベースのスープ、食欲を刺激するごまラー油・・

それに、モチッとした縮れ麺…って、この出前一丁の麺、実は
伸びるのが早いのも特徴でして、大量に箸で挟み上げ、素早く
食べるのが好きでした。。

また、最近になって知ったことなんですけど、名づけ親は、
現CEOである安藤宏基さんだそうで・・

当初は「出前ラーメン」とか「ラーメン天国」と言った案が
出ていたのを、“一丁”を用いることにより、威勢の良さを
表現させたとのことです。

  一丁やるか!

  よし、もう一丁!

なんて言い方が、当時、よく使われていたとかで・・

それでネーミングが「出前一丁」に決まったそうです。

ところで、これも最近、知ったことなんですけど・・

出前一丁って、香港でも人気商品らしいですね。

香港では、一般家庭だけでなく、飲食店においても「食材」
のひとつとして、様々な素材を組み合わせてメニューに
出しているとのことです。

もちろん、香港のインスタントラーメン売上No,1は出前一丁で
味の種類も豊富らしいです。

やはり何と言いましても1位は、ごまラー油味ですが、豚骨味や
黒マー油豚骨味が、2位と3位を占めるほか、チキン味、カレー味、
ローストビーフ味などがあるそうです。

日本では、55年間、しょうゆスープにごまラー油ひと筋でした
けど…と、思っていたら、以前、「出前一丁みそ味」とか、
「出前一丁梅しお味」なんてのもあったと・・

勤め先のインスタントラーメン愛好家であるTさんが教えて
くれました。

そうだったのか…

出前一丁…

みそ味とかしお味とか、そっちの路線に踏み込もうとした頃も
あったんだ…。

それにしても、また食いてぇなぁ!

出前一丁!

もうちょっと値段、下げてくンねぇかなぁ。。。
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