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血の継承

由緒あるお家柄である場合、家系図…ってのがありますね。

辿っていくと、新たな事実が明らかになったり・・

意外にも養子だったとか‥

いわゆる世襲君主制と言うんですか?

血の継承…ってヤツですね。

古来より日本は、何よりも血の継承を重んじる風潮があった
ようで、位の高い家柄でなくても、親から子へ、さらに、孫
へと代を変え、“お家を守り続ける”と言った意識があった
みたいです。

しかし、血の継承が途絶えることもあります。

例えば、史上初の関白と言われる藤原基道は養子と伝えられ
ています。

室町幕府の5代将軍・足利義量は19歳で死亡しており、子ども
がいなかったため、しばらくの間、将軍位は空位になりました。

天皇家においても、子どもがいなかった天皇は過去に存在
したとのことですし、明治天皇は側室の子として産まれて
いると言われています。

そうなんですねぇ。。

天皇家も、もちろん現代では側室制など存在しませんが、
明治時代の頃までは存在していたわけで・・

江戸幕府では、将軍家直系が耐えた時に備え、御三家と言う
システムを創設しました。

幕府開設から1世紀ほどで直系が絶え、御三家から将軍職に
就いたのがご存じの8代将軍・徳川吉宗です。

その後、吉宗の孫である家治には子がなく、今度は一橋家
から家斉が継ぐことになります。

その家斉は50人以上も子がいると伝えられていますが、それ
でも直系の孫にあたる13代将軍・徳川家定には子がなくて・・

この時、後継ぎをめぐって起きたのが“安政の大獄”と
言われてますね。

ところで、欧州では、諸外国の王室と姻戚関係を結んで安定
を図ると言ったシステムが多く見られます。

これは欧州において一夫多妻制が認められなかったからと
言うことらしいです。

まぁ、何にしましても…

お家を守る!

血のつながった後継ぎ!

そのために人は異様なほど躍起になることがあるもので。。。

今では“お家制度”は消滅していますけど、それでも血が
絶えることを危惧する人は少なくないみたいで…

先祖代々から引き継いできた田んぼや畑を・・

創業130余年の蕎麦屋を・・

この先、永年に渡り守り通していきたい!

そうした気持ち、わからなくはないです。。

そもそも、この世に存在する全ての生き物は、本能的に
子孫を残そうとするものですから。。
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