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調子に乗ったら・・

浮き沈みが激しいと言われる芸能界のお話・・

今から40年ほど前の1980年代に、レギュラー番組12本を抱えていた
超売れっ子芸人・・

当時はひと月当たりにして1,500万円の収入があったそうで・・

月1,500万円ってコトは、年収にして1億8,000万円!

サラリーマンが一生掛けて稼ぐお金の半分以上を、たった1年で!

  あの頃は財布に10万ずつ束にして
  100万円は入れていた。
  それで後輩たちにメシ奢ったり、
  あっちこっち出掛けたり・・

と言ったド派手な生活も3年で終了…。

某局とトラブルがあって、それがキッカケで芸能界を引退するハメ
になりまして…

その後、故郷で飲食店を経営するも軌道に乗らず、借金生活へと転落…

年間1億数千万円を稼ぐ華々しい頃に購入した土地を全て売っても
借金は重なるばかり…

それもそのはず、あの頃の生活水準を下げられず、派手な生活が続いて
いたそうで。。。

そして、いよいよ苦境に陥った頃、たまたま旅行会社の社長と知り合う
ことになり、

  ウチのバスツアーで添乗員として
  営業してもらえない?

そんな話を持ち掛けられ、添乗員を務めると、これがお客さんたちに
大いにウケたらしく・・

その後、芸能界復帰を果たし、時々、俳優としての仕事も入るように
なったそうで・・

既に年齢は70代半ばになっていますが、芸能界の仕事は続けられるだけ
続けると話していました。

・・・・・・・・・・このエピソードで、僕は次の2つのことが頭に浮かびました。

  1.人間、調子に乗ったらアカン!
  2.それでも拾う神は手を差し伸べる!

さすがに1億8,000万円稼ぐようになると、調子に乗らずにいられないと
思いますが、これが傲慢になる素になってしまうわけですねぇ…

結果、引退して、さらに借金を背負うと言う窮状に陥るわけで…

しかし、それでも…

やっぱ、オーラがあるんでしょうか?

超売れっ子時代のオーラが残っていたのか、旅行会社の社長さんと言う
神様に拾われ、再び芸能界で活躍の場を得ました。

こう考えますと…

僕のような全く“調子に乗る”ことすら出来ないヤツは、拾ってくれる
神様もいらっしゃらない…ってコトなんですね。。。
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