四十にして惑わず

四十にして惑わず･･

「論語」に出てくるあまりにも有名な一文ですね。

僕も、もう40の後半になりましたが、今も腹が据わらず、

　　どーしよー
　　どーしたらイイかなー？

など、困惑だらけの生活を続けています。。。

しかし、この「四十にして惑わず」と言う格言は、

　　40歳になったら腹据えて生きていけ！

って意味じゃないそうで･･

　　40歳にもなれば大きな軌道修正は出来ない。
　　それでも将来のために、少しでも良い方向へと
　　微調整しながら道を進め！

ってコトだと、今日、取引先の社長さんに教えてもらいました。

この場合の「惑わず」は腹を据えろ…ってコトじゃなくて、現状だけ
に目を捕らわれることなく、先々をしっかり見つめて進め…ってコト
みたいです。

そのために大胆な軌道修正とか、急激な路線変更をするのではなく、
周囲に惑わされずに足元を固めつつ、将来を考えながら日々、柔軟に
対応しながら生きろと。。

　　四十にして惑わず

こうしてみると、深～い言葉ですねぇ･･

また、社長さんは、こうも言っていました。

どうなりたいか。どう生きたいか。

そのために、どこをどう進めば良いか。

一流会社に勤めているとか‥

高い給料を貰ってるとか‥

休日が多いとか‥

これら職場、仕事のことは生活の上で重要かも知れないけど、どう
なりたいか、どう生きたいかと言うことに対しては、それほど関係
ないことで･･

それほど関係ないことに惑わされることなく、もっと人生を充実させる
ことを真剣に考えろと言うのです。

この社長さんは、今、68か69歳のはずです。

中堅の建設会社に勤め、40代後半で独立し、現在に至っています。

僕の勤め先と同じぐらいの規模の会社ですが、浮き沈みなく安定的な
経営だと聞いています。

たぶん、僕と同じような年齢の頃、社長さんは、しっかりと先を
見据えて、それで会社を興して、この先も自分の生き方を貫いて
行くんでしょうね。

　　四十にして惑わず

めちゃくちゃカッコイイ言葉ですけど、めちゃくちゃ難しい言葉でも
あります…。

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