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昭和35年のラーメン

  昭和35年の創業以来、変わらぬ味を守り続けています。
  これからも、いつまでもこの地で愛されるラーメンを
  作り続けていきたいと思います。

ramen_kusiro1911.jpg

お昼に入ったラーメン屋さんの壁に、そう書かれたパネルが
貼り付けられていました。

このラーメンのお値段は1杯640円。

このラーメンの味は昭和35年の創業以来、変わっていないかも
知れませんが、お値段は、きっと変わっているはずです。。。

それにしても・・

昭和35年って・・

つまり、1960年であり、今から約60年も前になるわけで・・

1960年と言えば・・

今の天皇陛下がご誕生された年であり、カラーテレビ放送が
開始された年…らしいです。

そんなわけで、僕にとって1960年はモノクロの時代であり、
どこで何が流行っていて、どんなグルメがもてはやされて
いたのか、さっぱり見当がつきません。

でも、ちゃんとラーメンは食べられていたわけで・・

その頃、このラーメンはいくらだったんでしょう?

半分以下の300円? いや、もっと安くて100円とか?

それじゃ安過ぎだから、150円ってところでしょうか?

さて、味についてですが・・

見た目、しょうゆ感が濃そうなスープですけど、色の割には
あっさりしています。

鶏ガラ系のスープで、あっさりしていながら、やっぱり
しょうゆ感の強い味です。

麺は中太の縮れ麺で、これが昭和感を感じさせてくれまして、
ややしょうゆ色に染まってるところも昭和っぽくてイイです。

やや厚めのチャーシューが2枚も入っていて、創業当時から
こんなチャーシューを2枚も入れていたとしたら、かなりの
サービスだと思いますね。

それにしても、このスープの鶏ガラとチャーシューとメンマが
織り成す香り・・

そして、シンプルでありながら飽きの来ないしょうゆ味・・

意外とコレ…、クセになりますね。

約60年、味を変えずに店を続けるコトって、本当に大変なこと
だと思います。

でもそれが、この店のファンを安心させてくれるんでしょうね。

ここの店主は見た感じ、50半ば、または60手前って感じなので、
2代目でしょうね。

この先、3代目、4代目へと、この味を守り続けて欲しいと思い
ました。
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