働きたい人を使う

飲食店向けの中古厨房機器を販売するテンポスバスターズを
ご存知でしょうか？

ほぼ全国展開していますが、この会社の従業員の4分の1は
60歳以上だそうです。

さらに、テンポスバスターズには定年制を撤廃し、

　　働きたい人を使う

そんな方針らしいです。

社長自身、72歳で、ご本人は100歳まで働けると意欲を見せて
います。

また、出勤日数、勤務時間を自由に選択できるようにしてあり、
高齢者に限らず、シングルマザー、障害者も自分のペースで
働いています。

生産性とか数字を追い求める大企業にはできない制度を設け、
多様な人材を集めているわけです。

中古厨房機器の販売について、どれくらいの市場規模で、どれ
ほど忙しいのか、僕にはわかりませんが･･

高齢の人たち、さらには障害のある人たちが、自分のペースで
働ける職場と言うのは素晴らしいと思います。

2018年時点、65歳以上の就業率は24.3％

5年間で4ポイント上昇しました。

国立社会保障・人口問題研究所では、2065年の日本の人口は
8808万人。

2015年と比較した場合、30％の減少になり、このうち4割ほどは
65歳以上の高齢者が占めると推計しています。

これを参考にすれば、今後も65歳以上の就業率は上がること
でしょう。

また、60歳、65歳で定年とする制度…、定年制は、欧米諸国では
「年齢差別」として禁止されているそうで、高齢者が能力に合った
仕事を続けることが自然であると考えられているみたいです。

そういう点で･･

僕の勤め先は、定年制ではありません。。。

これは別に、高齢化社会に向けての、先見の明があると言うこと
ではないと思います…。

が･･

　　働きたい人を使う

って言うか･･

　　働かないと食えない人を使う

って考えを、ウチの社長は持っているみたいです。。。

にほんブログ村

タグ：定年制 テンポスバスターズ