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笹やん 最終回

今日は火曜日ですが、大晦日と言うことで、バイト先の
冷凍食品センターが、1年で最も忙しくなる日なので、
バイトに駆り出されています…。

それよりも何よりも・・

今日が、我らの笹やん、最後の勤務。

お別れになってしまう日なのです…。

そして、それよりも何よりも・・

もう朝からバタバタでして、今、笹やんチームの面々は
「消えた冷凍伊達巻き事件」に手を焼きまくっている
わけです。。。

笹やん担当の納品先である惣菜販売のテナント店舗である
A店へ納品するはずの冷凍伊達巻き5ケースが、配送便に
積み込まれていないとの連絡が、その便のトラックドライバー
から入ったのが、午前8時少し前・・

出庫伝票、在庫数量を確認しましたが、間違いなくA店分の
5ケースは出庫されており、在庫数量も現時点で誤差はありま
せん。

  積み込み先を間違えたんじゃ
  ねーのかっ!?

ってコトで、仕分け票、積込み検品票をチェックしましたが、
いずれも一応、間違ってはいません。

  ンじゃ、他の商品と間違えて
  積み込んだんじゃねーのかっ!?

ってコトで…

何しろ、この冷凍伊達巻きは、無地のダンボールの側面に
小さなシールで「冷凍伊達巻き」としか表示されていません
ので、他の無地ダンボール商品と間違えやすいわけです。

それで、間違えやすいと思われる他の商品の在庫なども
調べましたが、こちらも誤差はありません。

  消えてまった・・!
  冷凍伊達巻き、消えてまった!

  ンなバカな…。

  だって、どこにもないんやゾ!
  消えてまったンや!
  5ケース、消えてまった!

「消えた冷凍伊達巻き事件」です。。。

出庫したバイト、仕分けしたバイトなどは、まさに血眼になって
庫内を探し回っています。

  A店へ配達するドライバーは誰や?

笹やんも、辺りを探しながら、そう叫びました。

  Mさんです!
  ここへ連絡してきたのもMさんです!

  なにぃ!?

Mと聞いて、笹やんは、唇を歪めて険しい表情に…

  Mか…、アイツ、
  信用できんからナァ。。。

腕組みしながら、そう言う笹やんのところへ、センター長が
突進して来ました。。。

  おいっ!
  A店からクレームが入る前に、早く
  臨時便を立てて、5ケース納品させろや!

もう焦りを前面に出しまくった表情で、センター長が笹やんに
指示しますが、

  こんな日に臨時便なんて用意できる
  わけないじゃんねーっ!

ハナから笹やんは動こうとしません。。。

  臨時便がムリなら、おまえ、わりぃけど、
  5ケース積んでA店まで走ってくれ。

  そんなコトしてるヒマなんか
  あるわけないじゃんねーっ!
  こんなに物量が多くてバタバタなのに!

  A店からクレーム来てまうやろ!
  最後の日ぐらい、ちゃんとやれやっ!!

  最後も何も!
  ムリなモンはムリじゃんねーっ!

  おまえなぁ…

笹やんとセンター長が言い争っているところへ、A店分の商品を
カゴ車に積んだと言う男子バイトがやってきて、

  あ、あの…、ぼ、僕ぅ…、
  その間違いなく冷凍伊達巻きを
  5ケース、A店のカゴ車に積みました。
  今日の納品は、普段の倍以上で、
  カゴ車もA店だけで3台あって…、
  それで、あの、僕ぅ…
  念のために、Mさんにも声を掛けて
  おいたんです。
  「この伊達巻きを積んだカゴ車も
  A店の分です」って。

それを聞いた笹やん、

  やっぱり、そうですよ、センター長!
  伊達巻きは消えたんじゃなくて、Mの野郎、
  積んでいるのに、どこかへ紛れ込ませて、
  それで「ない!ない!」とか言って騒いで
  やがるんですって!

ズバリ!断言しました。

  う~ん…。

センター長も、顎に手をあてながら唸っています。

その後すぐに…、午前10時頃だったと思います。

事務所からパートの女子社員が駆け込んできて、

  センター長!
  ドライバーのMさんから、今、電話が
  あって、例の伊達巻き5ケースなんだけど、
  別のカゴ車に移動させたまま、忘れちゃって
  いたみたいで、それで、A店に引き返して
  納品してくるって言ってたわ。。

ってコトで…

  そンだけかーいっ!!

  あのバカ!
  死ね!

センター長、笹やん、それぞれ大声を上げました。。。

これが「消えた冷凍伊達巻き事件」のあまりにも情けない
結末でして。。。

そして、センターに戻ってきたMさんは、笹やんからボロクソに
怒鳴られることに…

  オメーのせいで、どんだけバタバタしたと
  思っとるンや!
  この野郎!

  そんなに怒鳴らんでも…
  荷物が邪魔で移動させたの
  忘れただけで…

  忘れるなっ!
  バカヤロ!

  何しろ、オレ、ずっと配達してて、
  48時間、寝てないンですけど。。。

  知るかっ!
  ボケ!
  オメーの要領が悪いだけやろ!

  何しろ、めっちゃ物量多くて、
  普段の倍以上、時間掛かって、
  それでオレ、48時間、寝てないンですけど。。。

  知るかっつーの!
  それより、オメー…
  なんかくせぇーな!

  48時間、寝てないンですけど。。。

  いや、48時間っつーよりも、オメー…
  4週間以上、風呂に入ってねーンじゃねーのか?

  入っとるよー!

  じゃ、なんでそんなに
  くせぇーんだ!
  風呂に入ってねーだろ?

  入っとるよー!

  じゃ、なんでそんなに  
  くせぇーんだ!

  ・・・・・・・・・・・・・

笹やんが言う通り、Mさんの身体からは異様な匂いが…

それは汗と尿と垢など、それらのモノがゴチャ混ぜになった
ような…

それも、こんな低温庫内で、これだけ臭うわけですから、
余程のモンだと思うんです…。

・・って感じで、この一件は、Mさんの異様過ぎる匂いで
うやむやになって行ったのでした。。。

そして、午後8時15分・・

一通り、この日の仕事を終えた僕らは、笹やんの前に集まり
ました。

熟年女子バイトでリーダー格のキノシタさんが、洒落た包装紙に
包まれた小さめの箱を笹やんに渡しました。

  これ、みんなからのプレゼント。
  みんな、300円ずつ出してくれて、
  それで「コーチ」の長財布を
  プレゼントすることにしたの。
  これなら邪魔にならずにバッグに
  入れて博多まで持って行けるでしょ?

笹やんは、照れくさそうに受け取ってから、

  財布より、これの中に入るモノが
  欲しいな。。

と言いました。

  なに言ってンの!
  娘さんたちのお手伝いして、
  ガッツリ稼げるでしょ。
  めっちゃ忙しくなりそうじゃないの?

笹やんは、3、4日ほどで荷物をまとめ、娘さん夫婦が営む
小料理屋の手伝いをするため、博多へ行くことになったのです。

小料理屋だけでなく、高級会席弁当や松花堂弁当の通販が
大当たりしているそうで、それで娘さんが、笹やんを呼び
寄せたわけです。

  それじゃ、笹やん、頑張ってね!

  元気でね。笹やん。

バイトたちが、次々に笹やんに声を掛けながら、握手をして
いきます。

  おう、ありがとナ。

笹やんも、声を掛けながら応じています。

  おまえには、一番世話になったナ。

キノシタさんと握手した際、笹やんが、そう言いました。

思わず涙ぐむキノシタさん・・

周りの熟年女子バイトも惜別の涙・・

  おまえにも、いろいろやってもらったナ…。

僕と握手した時、笹やんが、そう言ってくれました。

こんな時は、そんな短い言葉で充分、胸が熱くなるものです。

福岡か・・

もう笹やんに会えないかもなぁ・・

ところで・・

笹やんの後任は、スダさんが引き受けることになりまして・・

若手バイトリーダーであったスダさんは、来月から、ここの
正社員として働くことが決まりました。

さらに、スダさんは、今、付き合っている女性と、3月に
結婚することが決まっているそうで・・

  そうか、スダさんも身を固める
  覚悟なんだ。

ってコトです。

ここの内容をよく知っているスダさんなら、大丈夫だと
思いますし、キノシタさんたち有能な熟年女子バイトも
引き続き、活躍します。

僕も、毎週日曜日は、ここでバイトを続けます。

最後に、笹やんとスダさんが熱い握手を交わしました。

  ま、頑張ってくれや。

笹やんが言うと、

  おっす!
  オレ、笹やんの教えを引き継いで
  やって行きます!

そう答えるスダさんに、

  こんなヤツの教えなんか、
  引き継がんでエエわ!

横からセンター長が口を挟みました。。。

こうして、2019年が終わり、笹やんの勤務も終わって
いったのでした。
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年末年始のテレビ番組

ちょうどこの時期・・

年末年始におけるテレビ番組では、お笑い芸人さんたちの
出演機会も多いことで、書入れ時と言ってイイでしょう。

これまで、何度か“お笑いブーム”が沸き起こり、そのおかげか
お笑い芸人さんたちの活躍シーンも増え、脚光を浴びる機会も
増えてきただろうと思います。

それで、お笑いを目指す人たちも増え、芸人さんの数も著しく
増加しているそうです。

とは言え・・

それだけの増加分に比例して活躍シーンが増えているわけでは
ないようで・・

つまり、芸人として食って行けない人たちもまた増えたと
言うわけです。。

例えば、あの吉本興業・・

お笑いと言えば吉本!

そんな吉本興業に所属しているタレント人数は6000人とのこと
です。

その全てがお笑い芸人さんであるかどうかは知りませんけど、
相当な人数だと思いますね。

一つの会社で6000人ですから、芸能界においてのお笑い芸人さん、
めちゃくちゃ多いと言えそうで・・

で…

その中で食っていけてる人は、どれほどの割合なのか・・?

いわゆる“営業”とか言われるイベントなどに出演した場合、
人気の芸人さんであれば、1回当たり100万円は下らないギャラ
が支払われるそうで・・

それほど人気がある…っつーか、それほど面白いネタは持って
いないけど、まあまあテレビなどで顔を出している芸人さん
ですと、その半分の50万円ほど。。

それ以下の芸人さんであれば、10万にも満たないそうで、5万円、
3万円、場合によっては1万円…

同じイベントに出演していながら、100万円貰える芸人さんも
いれば、その100分の1…って言う芸人さんもいるわけで。。。

1回で100万円の芸人さんは、毎日が忙しくて、その分、ギャラも
多く、年間にして数千万、あるいは億単位で稼いでいるわけです。

一方の100分の1の芸人さんは、出演機会も少ないわけですから、
稼ぐ金額も全然違ってきます。。。

これじゃとても食って行けない…ってコトです。

まぁ、お笑いに限らず、芸能界ってのは、そういうモンですね。

稼ぐ人はトコトン稼いで、そうでない人はトコトンひもじい…

若い頃は周りからチヤホヤされ、ある程度、歳をとると今度は
大御所などと呼ばれ、まぁ、稼ぐこと稼ぐこと。。。

“息が長い”って表現がありますが、こう言うコトですね。

で、また、そう言う人はホンのひとつまみ。。。

そんな“ホンのひとつまみ”に魅せられて、芸能界を目指す
人たちが増えてきちゃうンでしょうね。。。

それでますます競争が激しくなるわけです。

一時、「勝ち組」「負け組」って言葉が流行りましたけど、
まさに芸人さんの世界を指している言葉だと思いますね。

「勝ち組」はトコトン上昇し、稼ぎまくるわけですが・・

「負け組」は、なかなかひもじさから抜け出せないと・・

この時期、テレビを観る度に思うコトは、

  こうしてテレビに出てる人たちに比べて、
  出られずに耐え忍んでいる人は、どれくらい
  居るんだろう?

ってコトであり・・

  この年末年始のテレビって、この世の中の
  縮図を映し切ってるよナ。。。

ってコトで・・

何とも虚しくなってしまうのです…。
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文化的な遊びとは

当り前ですが、お金があれば、その分、いろんな遊び、学びが
体験できます。

それでは、お金がないと遊べない、学べないかと言えば、決して
そうではありません。

まだまだこの世には、お金とは無縁の空間がたくさん存在します。

その中でも大きな空間が「自然」ですね。

山、川、海・・

それら自然の中に身を置き、しばしの時を過ごす・・

テーマパークやショッピングセンターなどは、お金がないと
受け入れてもらえませんが、自然はお金がなくても、いつでも
受け入れてくれます。

とは言え、中には、自然に恵まれているけれど観光地化されて
しまっている所もあります。

ああ言うのはダメです。。。

せっかく自然に触れ合おう、自然を満喫してリフレッシュしようと
思っているのに・・

  はい、いらっしゃい!

  ハイハイ、どうぞ、
  こちら空いてますよ。

  いかがですかぁ~

やたら物売りの声が騒がしくて…

それに何とかして金を取ろうと、何かと有料にするわけです。

車で行けば駐車代・・

喉が渇いたから何か飲もうとすると、普段より高い値で飲料が
売られていたり・・

やれ願い事が叶うからとか、やれ御利益があるとか言って、
ちょっと雑な作りの品を売り付けようとしたり・・

記念にと言って、写真を撮れだの、シャツを買えだの・・

それ名物だ!やれ地元の味だ!って食いモン売り込んだり・・

一方で、全然、観光地でもなく、何の話題にもならないような
地方の・・

ホントに地方の普通の何気ない山々・・

谷があって、瀬音が聞こえる川が流れ、森林もあり・・

そんな所、ちょっと車で出掛ければ、いくらでもあります。

そう言った所は、国定公園に指定されている箇所も少なくない
ようで、これはお金が要りません。

商売っ気がないから安心です。

そして、そんな自然の中を歩いているだけで、不思議なほど
気持ちが落ち着いてきて、軽やかになっていきます。

自然に親しむことによって気分が浄化される…ってわけです。

また、こう言った所は、お金が要らないだけでなく、人も少ない
ので、心底、リフレッシュできるのです。

人が多いと、それだけストレスも増しますが、自然の中に一人だけ、
たまにすれ違うくらいで、ホント、静か過ぎるほどで・・

こう言う空間で遊ぶ、学ぶ・・

これこそ文化ではないか!とも思うのです。

そう!
 
  お金を使わずして遊ぶことこそ文化だ!

ひがみに聞こえるかも知れないですが、コレが僕の主張です。。。
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タグ:遊び 文化 自然
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リスクへの考え方

人は、追い詰められると、とんでもないコトを仕出かす
ものでして…

追い詰められ、余裕を失い、それでまともに思考出来なく
なってしまうんでしょうナァ…。

これは今年の夏、神奈川県で起きた事件です。

夕暮れ時、帰宅途中の女子高校生(16歳)が、路上を歩いて
いました。

その背後から…

ゆっくりと走行する1台の乗用車…

そのうち、車を停止させ、運転席から降りてきた64歳の男。

彼は、女子高校生を背後から襲って、強引に乗用車の中へ
押し込み、そのまま連れ去って行ったのでした。

その後、女子高校生から、彼女の自宅の電話番号を聞き出し、

  お宅の娘を返してほしけりゃ
  2000万円用意しろ。。。

ってコトで誘拐です。

が…

翌日に誘拐された女子高校生は、無事に保護され、男は逮捕
されました。

この男は、会社役員だそうで、

  月末までに返済しなければならない
  借金がある。
  大金を手に入れようと誘拐した。。。

と供述したそうです。

さらに、

  泥棒したって数万円しか盗れない。
  どうせリスクを負うなら誘拐の方が…、
  そう思って誘拐にした。。。

とも供述したとのことです。

事件の記事内容としましては以上です。

それにしても…

この男、どれほどの会社の役員なのか知りませんし…

それほどの借金を抱えていたのかも知りませんが…

まぁ、2000万円も要求するくらいですから、大きな借金
だったんでしょうね。。。

それよりも、気になったのは…

泥棒したって数万円しか盗れないンで、どうせリスクを負うの
なら誘拐して、もっと大きな金を得ようと…

  …って、おいおい、おっさん、
  あんた、リスクに対する考え方、
  メチャクチャやぞ。

ってコトです。。。

  数万円しか盗れないような泥棒の方が、
  捕まる確率は少ないかも知れんやろ?
  それを生身の人間を拘束して、電話で
  身代金を要求するため電話して、それで
  自分の声が相手に知れるわ、身代金を
  得るまでの間、あんた自身が拘束され
  てまうンやぞ!
  身動き取りづらくなってまうンやぞ!
  誘拐の方が成功確率は低いンやぞ!

さらに…

  どんだけ大金が必要だったのか知らんけど、
  それこそ、どうせリスクを負うンやったら、
  あんた、会社役員やろ?
  役員だったら会社の金を上手く誤魔化して
  乗り切る…って手もあるンとちゃうんかい?
  横領罪とか何か知らんけど、リスクが高く
  なるっつーのは、こういうコトやぞ。
  わかるか?
  おっさん。。。

…って、決して僕は、犯罪を推奨しているのではありませんヨ。。

このおっさんの、リスクへの考え方がどうも引っ掛かったモンで。。。

やっぱ、借金に追い詰められて、ヘンになっちゃったんですかねぇ?

もうちょっとだけ…

  それになぁ、おっさん…
  リスクって言うのなら、犯罪に走る前に、
  大きな借金を抱えていることが、もう
  既にリスクなんやぞ!
  だったら、借金と言うリスクをいかに
  負担を少なくして返済していくか…ってコトを
  計画して実行することやないンかい!

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トンテキ定食・メガ

年内最後の打ち合わせと言うことで、昼前に元請会社へ行って
きまして・・

部長さんが、お昼にトンテキ定食をごちそうしてくださいました☆
tonteki_1912.jpg

  肉の量が選べるんだよ。
  アベちゃんはメガだろ?
  遠慮すンなよ。
  メガでいいだろ?

部長さんから、そんな有り難いお言葉をいただき、それに甘え
させていただきました。。

トンテキ定食・メガ(お肉400g)お値段1450円

ごはんとお味噌汁のお代わり無料

これぞ鬼に金棒!天下無敵!

ちなみに部長さんは、フツーサイズの180g…って、めっちゃ
小さく見えます。。。

それにしても、ここのトンテキは、予想以上にやわらかくて
ビックリです!

お肉の周りに、にんにくがコロコロしているところが食欲を
増進させるだけでなく、気持ちを高ぶらせてくれます。

コクのあるにんにく醤油をしっかり絡め、お肉を頬張ってから、
ごはんを・・

白いごはんに、にんにくと醤油、肉汁が絡み合って、もう止まり
ません!

トンテキ400gに対し、ごはん3杯、お味噌汁を2杯で満足しました。

部長さん、どうもありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いします☆☆☆
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『習近平と彼の愛人たち』

今からちょうど4年前…

2015年の12月のことです。

香港のある書店の店主、ならびに幹部、合計5名が、中国当局に
よって、極秘裏に中国大陸内へと拉致されました。

拉致された理由としましては、この書店で、習近平国家主席の
暴露本を出版、販売する計画があったためと推察されています。

なお、この暴露本のタイトルは『習近平と彼の愛人たち』・・

当時、関係者たちが拉致されてしまったので、販売不可能と
されていましたが、出版社側は、版権を米国の出版社である
ウエスト・ポイント社に譲渡しました。

これによって米国・ロサンゼルスで出版、販売の見通しがついた
とのことで・・

販売されれば、中国の最高指導者である人物の女性関係が赤裸々に
なるわけで、めっちゃ話題になることでしょう。。。

でも、まぁ…

前々から、この習近平って人…、スキャンダルがくすぶっていたと
言われています。

例えば、文革時代に陝西省の農村で知り合った女子高生とか…

外交官の娘さんとか…

習氏が福建省幹部時代にはテレビ局アナウンサーとか、その知り合いの
歌手とか、さらに、その知り合いのタレントとか…

なお、習近平国家主席は離婚歴がありまして、現在の妻女も浮気相手
だったとか、なかったとか…

とにかく浮気だの愛人だの、10人は下らないと言われているそうで。。。

  やっちゃってるねぇ!
  このおっさん!
  しれっとした顔して…

ってコトです。。。

ところで…

この一件は、香港において“逃亡犯引き渡し条例”改正案に対する
大規模な反対デモのきっかけとなったそうです。

最高指導者の数々のスキャンダル…

2015年の非合法的な拉致事件…

その身柄は、中国側に引き渡されていたわけで…

今後、この改正案が可決されれば、反中国的と見なされる人物は、
香港で逮捕された後、中国側に引き渡されると言うことが公然と
認められてしまうわけで…

200万人を超える香港の人たちが必死に反対デモを繰り広げている
最中、暴露本の版権が米国へと移ったことも興味深いです。

こうして、闇に消えかけた1冊の本が、香港、中国、米国、各々に
激しい風を吹き起こすことになるのでした。。。
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B級グルメと地域活性

2006年から2016年の間、毎年開催された食のイベントと言えば
「B-1グランプリ」ですね。

地域活性化を目指し、全国から、それぞれ自慢のご当地食材や
郷土食をアレンジした料理を来場者に振舞い、来場者の投票に
よって、その順位が決定すると言うイベントです。

第1回は八戸で開催され、来場者は1万7000人だったそうです。

その後、年々増え続け、第6回の北九州大会においては60万人を
超える来場者で盛り上がったと言います。

ちなみに、この時のグランプリ獲得グルメは「八戸せんべい汁」

これで八戸市の経済波及効果は、563億円に上ったとのことです!

スゴイことですね!

まさに地域活性です!

低迷する地域経済を、B級と呼ばれてはいますが、地元の食が
見事に救世主の役割を果たしたわけです。

そもそもB級グルメは、1980年代、バブル景気に沸いて「食」の
分野にまで、高級化が急進してしまったことへの反発だったと
言います。

例えば、その頃、外食ではフランス料理がもてはやされ、やたら
グルメを気取る輩が急増しました。

ほかにも、一丁1000円もする豆腐、1食1000円のインスタント
ラーメンなど・・

文字通りケタ違いにバカ高い食品、食材が話題になりました。

そんな風潮に反旗を翻したのが、B級グルメ…ってわけです。

  技術と味はA級を守り、値段は
  B級の心意気で挑む!

これが原点だったそうです。

フレンチだの、イタリアンだの・・

フォアグラにトリュフに、キャビア・・

フカヒレだの、ツバメの巣だの・・

こだわったり、熟成させたり、寝かせたり、起こしたり・・?

何だか知りませんけど、やたらゴチャゴチャした謳い文句で
飾り付け、やたら高い食材、料理がチヤホヤされて・・

それが「食」の新しい流行と捉えられ、ファッションフードなどと
呼ばれるようになりました。

しかし…

これじゃイカンと…!

流行かナニか知らんが、そんな非日常的な食文化を広めるより、
古くても日常的な食文化を見直し、そこに新しさを加えることで
地域も活性化できるんじゃないか・・?

そうです!

地産地消、地域主義・・

そこから全国へ広げよう!

ま…、所詮、ご当地モンですから、フレンチとかフォアグラとか、
フカヒレに比べれば、広がり方は限定的ですけど・・

それでイイと思いますね。

食をファッションにせず、地元を中心に根付かせることが
食の文化だと思うんです。
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久しぶりの肉うどん

お昼に入ったうどん屋さんで、久しぶりに肉うどんを注文
しました。
udon_ibaraki1912.jpg
お値段 630円です。

ホント、久しぶりの肉うどん…って、

  あれっ?
  肉うどんって…、あれぇ…?
  確か、肉うどんってサァ…
  あの、確か、確か…
  あっれぇ…?
  オレ、ひょっとして勘違いしてンのかなぁ?
  でも、あの…、肉うどんって…
  あれっ?
  やっぱ、肉うどんってサァ、牛肉じゃないの?
  そうだよね?
  牛肉だよね?
  でしょ?そうだよね?
  あれぇっ?違ってる?
  牛肉じゃなかったっけ?
  肉うどん…、牛肉だったと思ったけどねぇ。。。
  違ったかなぁ?
  ま…、豚肉も肉には違いないンだけどね…。
  だから、肉うどんで間違いじゃないけどね…。
  でも…、でもサァ、フツー、肉うどん…っつったら
  牛肉じゃないかと思うんだよねー。
  あれっ?
  オレ、間違ってるのかナァ?
  あれぇ…、どうだったっけ?

あまりに久しぶり過ぎて、目の前の豚肉入りの肉うどんを
見つつ、しばらく頭を抱えて考え込んじゃいました。。。

でも、やはり僕の記憶では、肉うどんと言えば、これまでは
牛肉が入っていたのです。

…あれぇ~、やっぱ牛肉だと思ったけどナァ。。。

そんな思いを時々、織り交ぜつつ、この肉うどんを食べました。

豚バラ肉は、とてもやわらかく、ダシの効いたつゆが染み込んで
いて、コレはこれで旨かったです。。。
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居酒屋のお通し

居酒屋に入って席に着くと、まず“お通し”が出されますね。

お通しを出さない居酒屋もありますけど、ほとんどは出して
くれます。

アレって、もちろん無料ではありませんね。

  おっ!
  気が利くじゃねーか。

って、サービスだと思ったら大間違い。。。

まぁ、300円、500円・・

ちょっと気取った居酒屋になりますと1,000円も取られたり
するみたいです。

ここ数年、訪日外国人の数も増えてきまして、和食を楽しむ
ため、居酒屋を利用することは多いそうです。

そこでお通しが出されると・・

  オー!
  ジャパニーズ・オモテナシ!
  スバラシィー☆

なんて喜んでいると、お会計時に「お通し代」が加算されて
いるわけで・・

  ???…

何でなのか理解できない外国の人たち、多いみたいです。

時には店員さんと口論になってしまうこともあるようで。。

  最初に出てきた小さな器に入っていた料理、
  頼んでもいないのに何でお金取られるのッ!?

ってコトです。

  テーブルチャージだよ…
  テーブルチャージ。

とか言って説明すると、何とかわかってもらえるみたい
ですけど。。。

確かにお通し代は、テーブルチャージ(席料)ですね。

他の飲食店・・

例えば、ラーメン屋、定食屋などでは席料は請求されません。

もしかしたら、唐揚げ定食などの値段の中に盛り込まれている
かも知れませんけど・・

基本的には請求されません。

あのお通し代っつーのは、何なんでしょうねぇ?

ラーメンとか定食と言った食事目的ではなく、お酒を飲みに
来るわけですから、それで長居されると回転率下がっちゃって、
売上に影響するから、少しでも客からお金取っとけ…ってコト
なんですかねぇ・・?

僕は、最近、外で飲むことが滅多にありませんが、やっぱり、
あのお通し…ってのは好きになれない方でして…

これまでの経験上、あまりイイお通しが出てきたことないンで…

なんだか安っぽい珍味だったり…

ホウレン草の白和えはイイけど、ちょっと乾いた感じになって
いたり・・・

気が抜けきったワサビ漬けとか、やたら塩辛いだけのイカの
塩辛とか…

  大きなお世話だよ!
  こんなんだったら、枝豆とかキュウリの
  浅漬け出してくれた方がマシだわっ!

なんて思ったりしたモンです。。。

何か、こう…

お通しって、テキトー感が強くて…

  300円だから、ま…
  この程度でイイだろ。。。

とか、

  チョイと見映えさえ整えりゃ、
  どうだい?
  これで1000円は取れるナ。。。

みたいな感じで、ウサン臭いですよね、お通しは。。。

しかし、中には気合入れてお通しを調理して出す店もある
そうで・・

  旨いお通しを出すことによって、この店の
  料理は旨いモノばかり出してくれるに
  違いないと思ってもらえる!

そんな居酒屋もあると聞いたことあります。

お通しは、客が口にする料理の初めの一歩!

そういうわけで、丁寧にお通しを作る店もあるみたいですが、
そういう居酒屋は、元々お高くて、僕には縁がないのです…。
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減ってしまうことへの恐怖感

お金持ちほどケチが多い…って言いますね。

それは、ケチ=倹約家と解され、ムダな投資を慎み、金額の
大小に関わらず、より効果のあることにお金を使う習慣が
身についているからだと言われています。

それで結果的にお金が貯まり、大きな資産を形成していくと
言うわけです。

もう一つの考え方としまして・・

ケチ=お金を使わない…ってコトです。

もちろん、まったくお金を使わずには済みませんが、必要
最低限しかお金を使わない・・

いや、使った方がイイところでも使わないから、ケチと
言われるわけです。

お金は使えば、その分、減ります。

この“減る”と言うことが嫌で使えないと言うわけです。

お金を使っても、また稼ぐことが出来るのに・・

またお金が入ってくるのに・・

今、持っているお金を減らしたくない!

減らしたくないから、使わない!

こうしたお金持ちもいるようです。。。

また、こちらの方が、本当のケチってコトです。。。

使わなくてイイところで使ってしまうのはムダなことですが、
使わなければいけないところで使わない・・

  アイツは、お金を持っているくせに
  ケチなヤツだ!

なんて言われたりします。

しかし、これは、お金を持っているほど、お金が減ってしまう
ことに対して神経質らしいです。

減ってしまうことへの恐怖感と言っても差し支えないほどで。。

不安になるらしいです…。

10億円もの資産があるから、10万円くらい投資で損したって
屁でもねえや!ってコトではなく、

  10万円も損をしてしまった!
  どうしよう。。。

ってコトで、ストレスになり、強い恐怖を感じたりするわけです。

却って、大した資産を持っていない人の方が、

  チキショー!
  10万、損した!
  まぁ、いいや…、どこかで
  何とかなるだろう。

とか思って、割り切る人が多いとも言います。

だからこそ、大した資産を持つことが出来ないとも言えますが。。。

しかし、まぁ・・

度合の程は別としまして、お金を使うこと…、減ってしまう
ことに対し、一種の恐怖感を感じることは悪いことじゃないと
思いますね。

ある程度、周囲の目を気に掛けておきながらのケチっぷりは、
特にこれから先、大事なことかも知れません。

とは言え…

ま…、僕の場合…

お金を使って、減ってしまう恐怖よりも、お金が無くて使えない
恐怖の方が強いわけですけどね。。。
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