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クチコミのマーケティング

小売店、飲食店に対するクチコミを参考にする人は多いみたいですね。

でも、良いことばかり書かれたクチコミが並んでいると、

  ホントかねぇ?

とか、

  ヤラセじゃないの?

って、勘ぐっちゃいますね。。

まぁ、お店側としましても、今どきのクチコミ集客の重要性は認識してます
ので、マーケティングの一環として、クチコミ投稿をインセンティブで釣ると
言ったヤラセ的手法も実在します。。。

  良いコトを書いてくれたら、これだけの報酬(インセンティブ)を
  支払いますから、どうぞよろしく!

てな感じです。

こんな状況ですから、書かれているクチコミ情報に対して懐疑的になる人も
近頃では少なくないようで…

そこで、お客さんにクチコミ投稿してもらうに当たり、キモになるのが、お店の
スタッフの名前だそうです。

  あそこのカフェのスタッフ、タカハシさんの
  神対応に感激!

  これからも従業員のサトウさんに
  コーデしてほしいです!
  また行きますから、よろしく!

こんな感じで、スタッフの名前が書き込まれると、投稿価値が大きく高まると
言われています。

やはり、クチコミとしての信憑性が高まることと、お店側にしてもスタッフたちの
モチベーション向上につながるからだそうです。

そんなクチコミを閲覧すると、

  ほぉ、神対応のタカハシさんか・・
  どんな人なんだろう・・
  行ってみようかなぁ

とか、

  へぇ~、それほどセンスが良い
  スタッフがいるお店なんだ・・
  それじゃサトウさん指名で行こうか

みたいな感じで、関心を持った新規のお客さんを呼び込むことができるわけ
です。

お店のスタッフも、

  私もタカハシさんみたいに接客して、
  お客さんに喜んでもらおう!

とか、

  サトウさんのコーデ、私も勉強させて
  もらおう!

など、モチベーションアップの空気が生まれてきます。

こうして常連、新規のお客さんが増え、スタッフの接客技術も上がると言う
サイクルが出来上がり、これがクチコミのマーケティングと言えます。

やがて、タカハシさん、サトウさんのほかにも、名前があがるスタッフが増え、
ますます繁盛すると言うわけです。

僕が普段からお世話になっている定食屋などは、クチコミマーケティングなんて
ものはありませんけど、何度か通うようになって、大盛りサービスしてくれたり、
小鉢を一品付けてくれたりすると、また行こうと言う気持ちになりますし・・

その定食屋を他人にも紹介したりします。

お店のスタッフの名前まで知りませんけど・・

気立ての良い大将がいる定食屋・・

世話好きな女将のうどん屋・・

など、やはり、そのお店で働く人に好感を持ち、顔を見たいと言う思いもあって
来店しますね。

それに、そんな大将や女将から、

  いらっしゃい!
  今日は何にする?

とか、

  よかったら、これも食べてみて・・

なんて声を掛けてもらうと、自分のこと覚えてくれているんだ…って、嬉しく
なって、また来ようと言う気になるものです。
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