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かなどめさん

「京」・・・この漢字、ご存じですよね。

東京の「京」であり、京都の「京」です。

名字でも使われますね。

京田さん、京本さん、京極さん・・

いずれにしましても、この「京」と言う漢字は、「きょう」と
読みますね。

このほかに「京阪」「京急」のように「けい」と読むことも
あります。

さらに、まだ読み方がある…って、ご存知ですか?

僕は、今日、初めて教わったのですが・・

「京」と書いて「かなどめ」と読むそうです。

  読めるかっ!
  読めるわけないやんか!
  どこで、どう使ってンの!?

ってコトです。。。

実は、名字で「京」の一文字を「かなどめ」と言うそうで・・

京(かなどめ)さん…って、見たことも聞いたこともないなぁ…。

近畿エリアには、この名字の人が何人かいらっしゃるとのこと
です。

では、なんで「京」を「かなどめ」と言うのか?

これには「いろはカルタ」説が有力らしくて・・

いろはカルタには、江戸カルタ、上方カルタ、尾張カルタの
3種類があるようで、最初の「い」の読み札は、江戸カルタの
場合ですと、

  犬も歩けば棒にあたる

ですが、これが上方カルタですと、

  一寸先は闇

になりますし、尾張の場合は、

  一を聞いて十を知る

から始まります。

このように、各文字の読み札に書かれている内容が異なるわけで、
いろは47文字の最後にあたる「す」の後には、江戸カルタが、

  京の夢 大阪の夢

ですが、上方カルタでは、

  京に田舎あり

となっています。

江戸も上方も、「京」が読み札の最後に登場しているわけです。

いろは47文字の「かな」の最後…

最後を「とめ」と表現することもありまして、それで「かな」の
「とめ」ってコトで「かなどめ」であると・・

まぁ、そんなワケらしいです。

どーでもいい話ですが、妙に感心してしまいまして、ここで
書かせていただきました。。。
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