________________________________________________________________________

この国の性差別的意識

この国の女性管理職比率は、現状では12%ほどです。

これは先進7ヵ国の中で最低です。。

そこで政府は、どうにか来年までに比率を30%に高めようと言う
目標を掲げているようですが・・

まぁ、キビシイでしょうなぁ。。。

日本の働く女性にとって、他の先進国より不利なのは・・

  ●家事と育児の両立を難しくさせる勤務条件
  ●社会全体に根強く残っている性差別的意識

ズバリ、この2点に尽きるんじゃないでしょうか?

  女だから…

  女のくせに…

  女なんて…

今では表立って、これらの言葉を口にする男は減ったにせよ、
そんな空気を漂わせてしまう場面、多いんじゃないですか?

少し前のことですが、報道番組の中で、最近、課長に昇進した
40代女性が、こんなことを言っていました。

  課長になって早朝出勤や残業が増えたのに、
  これまで通り家では食事や着替えの用意を
  させられる。

彼女は、夫と小学生の息子さんがいらっしゃるわけですが、
頑張って仕事をしてきて、それが認められ、課長になったと
言うのに・・

家の中での仕事はこれまでと変わらないと・・

結果、勤め先でも負担が増し、その分、家庭では軽減されるわけ
ではないので不満を抱くわけです。

で…

その不満を夫に話したところ、

  思い上がるな!

と、夫から言われたそうで。。。

まさに、これが性差別的な意識…ってコトです。

  女だから、家事くらい
  ちゃんとやれよ!

  女のくせに、ちょっと課長に
  なったからってイイ気に
  なってンじゃねー!

  女なんて、家庭の仕事を
  文句言わずにやってりゃ
  イイんだ!

って感じなんでしょうねぇ。。。

ちなみに、この彼女の夫も、管理職だそうです。

同じ管理職ならば、勤務条件がキツくなることくらいわかって
くれると思ったらしいのですが・・

たぶん、こちらの夫も仕事だけでイッパイ、イッパイなのかも
知れませんね。

このように、ホンの一例ですけど、この国では女性管理職の
比率を上げるためには、仕事に対してゆとりを与えてあげな
ければならないように思うんです。

これは男に対しても、女に対しても・・

働く全ての人が、精神的なゆとりを持って仕事に臨むことが
できるような基盤・・

これが必要なんじゃないかと・・

少なくとも、働こうと言う気力ある女性、さらに、社会的に
活躍していきたいと思っている上昇志向のある女性への社会的
優待と言いますか、心配りが必要だろうと思うんです。

それで、そう言った条件が整うほど、女性の活躍も本格化し、
政府の意向に沿うようになるんじゃないでしょうか?

そして、そうなってくれば、ウチのどーしょーもない悪妻だって
働いてみようと思うかも知れません…。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感