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ココイチ・マジック

CoCo壱番屋…、ココイチのカレーは、僕もちょくちょく食べ
させてもらってます。

で…

今日、雑誌を読んで知ったことなんですが、ココイチって
値上げをしても、ほとんど客離れを起こさない奇跡的な外食
チェーンなんだそうで。。

普通は値上げによって客離れが生じてしまい、それで苦しむ
外食チェーンは多いわけで、牛丼屋、ラーメン屋のほかにも
例えば焼き鳥居酒屋チェーンの鳥貴族の場合、値上げが響いて
16ヵ月連続で既存店客数が前年割れしたと報じられましたね。。。

ところが…

ココイチは違う!

ご存じの通り、ココイチはカレーソース、トッピング、それに
ライスの量や辛さまで客の好みで選ぶことが出来ます。

その組み合わせは“1億通り”とも言われているほどです。

それだけ扱っている食材は多いわけで、それらをココイチでは
毎年のようにアレコレ値上げしています。

最近ですと、ポークカレーを21円引き上げました。

このポークカレーは、ココイチの基本中の基本!

9割以上の客が注文していると言います。

他のカレーソースとしてビーフカレー、ハッシュドビーフなどが
ありますが、こちらを注文するのは1割未満だそうで・・

さあ、さすがに基本のポークカレーが値上げされちゃ客数は
減ってしまうだろうと思いきや・・

月次の既存店客数は、前年比で見ると上回っている月が多いとの
ことで・・

以前から多種のトッピング食材が値上げされ、ライスも値上げした
ことがあったそうで、一例としましてロースカツカレーにチーズ
トッピングでライス400グラム。さらに辛さは1辛を選んだ場合・・

2013年時点では1000円でしたが・・

1030円 → 1084円 → 1115円 そして現在は1140円
(地域によって価格は若干異なります)

ロースカツやチーズが値上がりし、その間にライスも上がり、
6年の間に14%も上がっているわけです。

それでも、2019年2月期の決算報告では売上高は前期比1.5%増。

客数の方は、月によって0.2%減と言う微減状態が記録された
ものの、客単価は上昇しているので売上高は増加しているよう
です。

牛丼屋やラーメン屋、焼き鳥屋であれば、20円~50円上がっただけで
ブツブツ文句言いたくなるようなモヤモヤ感を感じるのに・・

ココイチの強みは、カレーソース、トッピング、量の価格が別建てに
なっていることです。

一つ一つ、一回ごとの値上げは、全体で見ると、そんなに大きくないと
感じてしまうようで。。。

  値上げしたこと知らなかった…。

って言う客は少なくないみたいです。

僕自身、時々、ココイチで食べると、

  あれ・・?
  このトッピングでこの値段だったっけ?

って思う程度で、値上げしていると言う実感がないです。

多種多様なカレーメニューが選べることにより、客は値段を
気にすることなく、むしろ、トッピング、量、辛さを選ぶことに
頭が行ってしまうわけです。

これぞココイチ・マジック!

  あれ・・?
  この前と比べて、ちょっと高いような・・
  ライスの量、500グラムにしたからかな・・?

って感じになっちゃうわけです。

しかし…

さすがにココイチも、人件費の上昇により減益になりまして、
この先、もう少し値上げしちゃうかも知れませんね。。。
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