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家族主義と個人主義

ひきこもりに関するニュース、記事をちょくちょく目にしたり、
耳にしますね。

内閣府によりますと、現在ひきこもり中の人は、推計115万人と
されていますが、実際は倍近い200万人以上とも言われています。

そして、20年後の2040年には1千万人を超えるとまで予想されて
いるようです。。。

これまでに、ひきこもりは全国でじわじわと増えており、この
ペースで行けば、1千万人超えも大方間違いではないとのことで…

それに問題なのは、現在ひきこもり中の人たちの半数は中高年では
ないかと指摘されていることです。。。

どーなるンだろね、この先…。

これは本人だけではなく、親御さんの方が頭を抱えてしまうこと
ではないでしょうか?

そうなんです!

そもそもひきこもりは、家族に、家庭に問題があるわけで…

家族主義って言うんですか?

子どもに何かあったら、その親が何とかしようとか…

我が子を守るとか言いつつ、結果、甘やかしちゃって…

  いいの、いいの、ムリしなくたって。。
  あんたの面倒くらい見てあげるわよ。

そんな“いわゆる家族主義”が、ひきこもりを増長させるとの声も
あがっているみたいで…

これに対して個人主義…

家族ではあっても、モノの善悪やら常識的なことがわかる歳に
なったら、

  自分のコトは自分で決めろ!
  オレたちは口出ししない!
  でも、ちゃんと自分で責任取れや!

って感じの育て方。

これはアメリカによく見られるそうで…

だからアメリカ人は、日本人に比べ、ひきこもりが圧倒的に少ない
とのことで…

その代り、ホームレスがめっちゃ多いそうです。。。

家族主義がひきこもりを招き、個人主義はホームレスを招く。。。

社会で身を立てられない人は、その受け皿が家庭であるか路上に
なるか…って違いですけどね。。。

まぁ、そんな不謹慎なコト言ってないで、そんな社会で身を立て
られない人に対して、誰がどう対応するか?

放って置いてイイことじゃないですからね…。

これまで、ひきこもりの面倒は親が見ていたようですが、この先、
そう言うわけにも行かず…

じゃ、兄弟が…、姉妹が…ってコトでもなく、最終的には福祉事業
に委ねるしかないと思うんです。

かと言って…

食うモンや着るモンの世話するとかじゃなくて…

ここで、ある程度、家族主義から個人主義的な対応をしたらイイと
思うんです。

  そうやっていつまで閉じこもってンだ?
  寝る場所くらい世話してやるけど、
  あとは全部、自分でやってくれ。
  メシは自分で作れ。洗濯や掃除もだ。
  メシがない、シャツがないと言うんなら
  働いて来い!
  その金で買うんだ。

って感じで、どうですか…?

そしたら…

結果的にホームレスがわんさか増えちゃうだけですかねぇ。。。

家族主義と個人主義…

ひきこもりとホームレス…

対極的な考え方で進めてみても解決しないみたいですね…。
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