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僕らのブラックバイトユニオン

今もブラックバイトは、全国的に増えているそうです。

特に多いのは沖縄県で、観光業がメインであり、学生が多く
従事しているためだと指摘されています。

それだけ学生が被害を受けているとも言えます。。。

ある事案を紹介しますと…

那覇市の平和通りにある「かき氷店」でスタッフとして
働くことになった20歳の学生・Aくん。

彼は、学費を稼ぐためにバイトを始めたわけですが、この
かき氷店だけでは足りそうにないと判断し、別のところで
バイトの掛け持ちをしたいと、オーナーに申し出ました。

すると…

  じゃあ、明日からウチに
  来なくてイイかんね。

いきなりオーナーから、そう言われました。。。

そう言われちゃった以上、Aくんとしては、2ヵ月以上、働いて
慣れてきたバイトではありましたが、退職することに。。。

それで、指定の日にちに振り込まれるはずのバイト代が
振り込まれてこないのです!

Aくんは、学費を支払わなくてはなりませんので、何度も何度も
オーナーへ連絡を取ろうとするのですが…

電話に出でないばかりか、メールの返信もありません。

困り果てたAくんは、仕方なく金融機関から学費の不足分を借りて
支払うことにしました。

それでも、受け取るべきバイト代は受け取りたいと言うことで
Aくんは、

  バイト代を払ってください

と書いた貼紙を、かき氷店の出入口にベタベタを貼る手段に出ました。

その翌日…

早朝5時。

オーナーからのメールを受信しました。

それに気づいたのは、2時間後の午前7時過ぎた頃。

着信数は60件を超えていたのです。。。

  調子に乗るな!

  クソ田舎モン!

  誰がオマエなんかに!

  オマエに払う金はない!

  オマエの親にも伝えておけ!

そんな脅しとも取れるメールまで届いていたそうです。

Aくんは、履歴書を提出した際、実家の住所も記載してあったので、
本当に心配になってきました。

オーナーが実家へ乗り込んで、何か変なコトをするのではないかと
不安になったのです。

それから1週間後、Aくんは、相談した大学から労働組合である
「ブラックバイトユニオン」を紹介され、そこから交渉してもらい、
バイト代7万6千円が、ようやく振り込まれることに。。

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中には、バイト先で悪さをする若者もいるみたいですけど、この
Aくんのように、真面目にバイトして学費を稼ごうと言う若者も
いるわけで…

学費を稼ぐことが目的でなくても、お金が欲しいから…って
気持ちでバイトに励む健気な学生は少なくないんじゃないで
しょうか?

金額に関わらず、払うモンは払ってあげなきゃアカンですし、
メチャクチャ働かせるなど、手荒く使うと、この先、ますます
人手不足が深刻になるんじゃないかと思うんです…。
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