頑張ったって仕様がない…

今日、仕事現場の雑居ビルで、エレベーターの点検作業を
していた別グループの男性が、僕に話し掛けてきました。

　　最近の若いヤツらはわからん…
　　オレらの頃とは全然違う…。

その男性は41歳と言っていましたから、僕より少し年長です。

彼が言う「若いヤツら」とは、同じ職場の若手のことらしく、

　　ウチの部署には若手が3人いるけど、
　　3人とも仕事に対するやる気が
　　見えない！

と言っていました。

　　オレが20代だった頃は、少しでも早く
　　仕事のやり方を覚えたくて、積極的に
　　先輩に質問したり、仕事の後もよく
　　一緒に飲みに行ったりしたモンだけど…

今の20代の若手は、あまり熱心に仕事を覚えようとしないし、
仕事が終われば、真っすぐ帰宅してしまう…

飲みに誘っても断られるし、忘年会など会社の行事も平気で
欠席する…、などとコボしていました。

そう言われると、確かに、今の20代…、僕だってギャップを
感じることありますね。

例えば、僕の勤め先の若手は、仕事に対する姿勢は問題ないの
ですが、芸能人とか音楽の話なんてしていると、まるで知らない
名前がポンポン出てきます。。。

たぶん、相手の方も、僕が話している芸能人のコト、何もわから
ないだろうと思いますし、曲名だって、これまで聞いたコトない
曲なんだろうと思います。

10年の年齢差って、モノの見方、考え方に大きなギャップを
感じます。

ましてや、今日の41歳の男性が言う若手は、3人とも21～24歳。
およそ20年の差がありますから、なおさらです。

今、20代前半の人たちって、会社に勤めるにあたって、休みは
ちゃんと取ることが出来るか…ってことを気にしたり、一生懸命
頑張って仕事すれば出世してイイ暮らしが出来る…なんてコト
は考えていないでしょう。。。

これが、僕が20代前半だったの頃…

もう15年ほど前の頃…

まだ、あの頃は、仕事を優先させるって意識があって、そりゃ、
休みは欲しいけど、少しは我慢してイイ仕事しよう！って
頑張っていました。

その頑張りが、現在の自分に何かメリットを与えてくれたかと
言われると…

　　特にないッスね…。

ってコトになりますけど。。。

そうそう！

今、20代前半の人たちって、モノは豊かなんだけど、手に入れる
ことが出来るのは限られている…って時代、いわゆる平成不況を
長らく過ごしていた世代じゃないですか？

アレも欲しい、コレも欲しい…、けど、ウチの親の稼ぎじゃ
アレもコレも無理…。

とりあえず必要最低限のモノだけでも手に入れて、適当に毎日を
過ごしてればイイや…

頑張ろうにも、これじゃ、頑張れない。。。

って言うか、頑張ったって仕様がないンじゃね？

そんな考え方が根本にあるような気がしますが、いかがでしょうね？

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タグ：仕事 ギャップ