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ビリヤニ食べたい!

ビリヤニと言う料理をご存じでしょうか?

僕は食べたことありませんけど、その料理について、
今日、初めて知りまして・・

ビリヤニは、パエリアとかピラフみたいな洋風の
炊き込みごはんらしいです。

パキスタンの代表的な、また、名物料理だそうで・・

パキスタン建国後、そこの大都市・カラチでビリヤニ
の一大ブームが巻き起こったとのことで・・

お店ごとの微妙な味の違いが、ビリヤニ通の舌と心を
刺激すると言われているそうです。

歴史的には、1947年に英国の南アジア植民地支配が
終焉を迎えると同時に、宗教的な境界線に沿った形で
この地域で断絶が起きてしまって・・

新生パキスタンのヒンズー教徒とシーク教徒はインド
へと逃れることになり、それに伴ってインドのイスラム
教徒がパキスタンへ逃れて行ったのでした。

パキスタンへ逃れたイスラム教徒たちは“モハジール”
と呼ばれるようになりました。

ここからパキスタンとインドは、互いを宿敵として
紛争が繰り返されることになります。

それでも、多数のモハジールが住み着いたカラチは、
1947年では人口40万人ほどだったそうですが、現在は
2000万人を擁する世界有数の大都市になりました。

そこにビリヤニが絡んでいるらしいです。

現代ではイスラム教国であるパキスタンは、牛肉入りの
ビリヤニが好まれ・・

ヒンズー教徒が多いインドでは、ベジタリアン向けの
ビリヤニが人気とのことです。

イスラム教、ヒンズー教ともに共通して食べることが
出来る鶏肉が入ったビリヤニが幅を利かせたり・・

海沿いの町ならばシーフードのビリヤニも・・

また、具にジャガイモを入れると、さらに旨くなるとか、
それは邪道だと否定する議論もあったとか。。

そもそも・・

ビリヤニの起源は、16~19世紀に南アジアを支配した
ムガール帝国の宮廷料理だったみたいで・・

それ故、南アジアの人たちにとって、誇り高く親しみが
ある料理で・・

それ故、いろんな具でアレンジされ、それぞれの地域の
人たちが好んで食べて・・

  おらが町のビリヤニが一番だ!

など、各地域ごとでビリヤニ人気が高まって、その結果、
パキスタンのビリヤニが大当たりしたようで、カラチが
大都市として発展したとのことです。

ビリヤニは、お祭りやお祝いには欠かせない料理でも
あり、困窮者への慈善メニューの定番でもあるそうで・・

豊かなる時も、貧しい時も食べることが出来る…って
わけです。

現在、互いに争っている国や地域であっても、断絶前は
一緒に過ごしていたとか、元々は同じ民族だったとか‥

だからこそ共有できる料理もあるでしょう。

そんな料理が、地域や町の発展であったり、平和へと
導いてくれるかも知れない…って、ビリヤニを知ること
が出来て、そんなコトも思ったです。

僕も、いつかどこかでビリヤニを食べてみたいです☆
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