芸能界の闇

　　日本の芸能界は昔からひどいもんだと
　　思ってました。
　　自分はそういう世界で、よくぞ今まで
　　やってこられたなと、安心感はあります。

以前、北野武監督が、制作した映画会見の際に話して
いた言葉です。

やっぱ、北野武さんはスゴイなぁ…って、僕は思った
ですね。

お笑いに俳優、さらに、いくつもの名作を送り出した
映画監督･･

さすが“世界のキタノ”の言葉には含蓄がありますね。

性加害、パワハラ、違法薬物…

誹謗中傷や自殺…

華やかなエンターテイメントの世界ですが、中身は
かなりひどいらしいです｡｡｡

性加害やパワハラなど、昔から当然のようにあったと
言われ、それらの噂も出回るのですが、

　　へぇー、そうなんだ…

　　やっぱ、そうだったのか…

噂を耳にしても、特に何をするわけじゃなく…

世間でも取り上げられなかったようで…

それが最近、ようやく大きく問題視されるように
なったのは、時代の流れなんでしょうね。

個性の強い男女、また、激しい感情が行き交う世界です
から、歪んだ性的行為、厳しいタテの関係、ストレスを
解消する手段としての薬物など…

以前であれば、そうした怪しげな噂も浮揚することなく、
隠し通されてきたようですけど、現代社会においては
世に露呈させ、それらを糾すことが求められます。

そもそも、、

芸能界と言うところは、商品として人を扱って、見せ物
としてお金を稼ぐ世界…

それ故に、性加害やパワハラ、違法薬物などが常習的に
行われやすいとも言えるんじゃないかと。。

さらに、それら“芸能界の闇”を伏せたり、大っぴらに
騒いでみせるメディア側の責任も追及していかなくては
ならない時代になったとも思います。

　　自分もお笑いの頃、働いた分の賃金が
　　貰えない時代があったけど、今、入れ替え時。
　　新しい形のエンターテイメントの世界が
　　できつつある。

そんなことも話していた北野武監督。

何も今に始まったわけでなく「昔からひどいもんだ」と
言う世界で、「今までやってこられた」からこそ･･

会見の席でズバッと発言ができて、「入れ替え時」と
宣言できるんですナァ。。

にほんブログ村