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あまりにハチャメチャな

現代はインターネット隆盛期!

ネットを利用して、実に様々なことが出来るように
なりましたし、面白いコンテンツも盛りだくさんです。

しかし、インターネット草創期であった頃は・・

今から30年以上も前の頃、情報発信の本流はテレビで
した。

なので、デキる人はテレビの番組制作を担当させられ
ており、デキない人、または、エリートから外れた人が
インターネットの方を担当していたそうです。

いわゆる、ハチャメチャな人であったり、はぐれ者と
言われるような人ばかり集まって、インターネットを
担当していたことによって、却ってユニークで面白い
コンテンツが盛り込まれるようになり・・

それが多くの人たちにウケて、今日ではテレビを追い
抜くほどに支持されています。

世の中で新しいものが出来上がる時と言うのは、大抵
そうしたモノなんでしょう。。

それは、テレビでも同じ現象だったそうで・・

テレビ放送が開始されたばかりの頃・・

あの頃は、ラジオが放送の本流でした。

なので、海のモノとも山のモノともつかないような
テレビの番組制作なんて、当時、ラジオの番組制作に
向かないと見られた放送局の“はぐれ者”ばかりが
担当させられたそうです。

しかし、そんな人たちがハチャメチャな企画を打ち出し、
コンプライアンスをほぼほぼ無視したような番組を
制作したことで、ラジオを追い抜き、時代の本流へと
育って行ったわけで。。

聴覚だけでなく視覚も刺激するテレビ番組は、瞬く間
に多くの人たちを取り込んで行きます。

一方で、あまりにハチャメチャな企画は、当時の
人たちには、強烈過ぎた点も否めないようで…

中でも「フレッド・ブラッシーの流血事件」と言う
のがあるそうで…

僕は今日、初めて聞かされましたが…

フレッド・ブラッシーは、米国のプロレスラーです。

悪役レスラーとして知られ“銀髪鬼”“吸血鬼”など
と呼ばれていたみたいで…

彼は、やたら相手に噛みつく…

それで、プロレスの番組中でもそれをやって…

相手は頭から大流血!

  ブラッシーに噛みつかれて、頭から
  血ィ流したったら、メッチャおもろい
  と思うんで、やったれ!

  そやな!
  おもろいやんか、それ!

当時、番組制作を担当させられていたはぐれ者たちが
思いついた企画だったそうで。。

しかし、昭和30年代の…

あの頃の人たちには、あまりにも強烈過ぎるシーン
だったようで…

テレビを観ていた人の中には、大流血シーンに大きな
ショックを受け、実際に死んでしまった人も何人か
いたそうです。。。

実は、この大流血…

本当は血ではなく、ケチャップだったらしく…

まだ白黒放送でしたから、ケチャップとは思わず、
本当に頭から血を流しているように見えて…

それをテレビで観てて、ビックリし過ぎて死んじゃった
と言う…

笑うに笑えんやろ、ソレ。。。

尚、その企画を立てて、制作した人たちの処分はどうで
あったのか、また、社会的な責任の追及とか、その辺り
のことは知りませんけど…

そんなハチャメチャが通った時代だったのかも知れま
せんね。。。
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