鳴門産わかめのみそ汁

わかめのみそ汁…

別に珍しくも何ともないと思いますが、わかめの質が
変わると、コレまた格別のみそ汁になることを実感
しました！


今夜のみそ汁に入っているわかめは「鳴門産生わかめ」
です。

このわかめは、近所に住む70歳ぐらいのおばさんが、
夕方になって、

　　これ、たくさん貰ったんで、
　　少しだけど…

そう言って、わざわざウチまで持って来てくださった
そうです。

このおばさんは、こうして時々、お土産とか貰い物とか、
さらに、自分で作ったお惣菜などを分けてくださる本当に
心優しいおばさんなのです。

色白でとても福々しい顔立ちをされているので、僕は、

　　天女様…

と、心の中で呼んでいるほどです。

さて、そんな天女様から授かった鳴門産わかめがたっぷり
入ったみそ汁…

全然違います！

ウチは、わかめと言えば小さくカットされたのが袋に入って
いるヤツの中でも一番安いのを買っているのですが、それ
ですと、

　　味も素っ気もない…

見事なほど味わいがなく、歯応え、舌触りも素っ気ないの
で、わかめの存在感などみじんも感じられないのですが…

この鳴門産は違います！

まず一枚当たりと言いますか、わかめ一片当たりの大きさが
安物とは比べ物にならないほどデカい！

そして葉肉…って言い方が正しいかどうか知りませんけど、
とにかく肉の厚みが違う！

食べようとして口へ運ぶと、プ～ンと磯の香りが漂ってきて、
口に入れると、なめらかで、噛んでいるととろみが出てきて
潮の風味をしっかりと感じることが出来ます！

　　わかめとは、こういう物で
　　あったのか！

この歳になり、ようやく本物のわかめの味を知ることが
出来たのでした。

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タグ：鳴門産わかめ みそ汁 天女