ごみの山々

生活していれば必ず出てくるのが“ごみ”

現在、日本では年間およそ4500万トンのごみが排出される
そうです。

2000年度のおよそ5500万トンをピークに減少してきたとの
ことで、これも国民ひとりひとりの環境に対する意識の高まり
と言えるでしょうね。

で…

中国はと言いますと、年間およそ10億トンのごみが排出されて
いるそうです。

このうち、生活ごみが4億トンほど、建設ごみは5億トンと推計
されています。

こうした中国の年間あたりのごみ排出量は、米国に次いで
世界第2位と言われています。

経済大国も米国、中国の順ですが、ごみ排出量も同順ってコト
です。

世の中、皮肉なモンで生活が便利になればなるほど…、

経済的に豊かになって、買い物すればするほど…、

グルメだの美酒美食だのと言って飲み食いすればするほど…、

ごみは増えるんですね。。。

ところで、中国は、現在までのところ前年比5％以上の排出量
増加を続けているようです。

ごみ焼却施設を作ろうとすると、ダイオキシンなどの発生を恐れ、
住民の反対運動が起こり、まぁ…気持ちはわかりますが、この
ために、ごみ処理が追いつかないそうです。

ちりも積もれば山…と言いますが、中国では一部地域で、ごみの
山が見られるとか…。

実際、焼却されないごみが積もり積もって、高さ6、7メートルの
ごみの山ができているそうです。

こうしたごみの山々ができているうちは、中国経済も成長が続いて
いると言えるかも知れませんが…

どうやって処理するつもりなんでしょうね…。

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タグ：ごみ 中国