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『習近平と彼の愛人たち』

今からちょうど4年前…

2015年の12月のことです。

香港のある書店の店主、ならびに幹部、合計5名が、中国当局に
よって、極秘裏に中国大陸内へと拉致されました。

拉致された理由としましては、この書店で、習近平国家主席の
暴露本を出版、販売する計画があったためと推察されています。

なお、この暴露本のタイトルは『習近平と彼の愛人たち』・・

当時、関係者たちが拉致されてしまったので、販売不可能と
されていましたが、出版社側は、版権を米国の出版社である
ウエスト・ポイント社に譲渡しました。

これによって米国・ロサンゼルスで出版、販売の見通しがついた
とのことで・・

販売されれば、中国の最高指導者である人物の女性関係が赤裸々に
なるわけで、めっちゃ話題になることでしょう。。。

でも、まぁ…

前々から、この習近平って人…、スキャンダルがくすぶっていたと
言われています。

例えば、文革時代に陝西省の農村で知り合った女子高生とか…

外交官の娘さんとか…

習氏が福建省幹部時代にはテレビ局アナウンサーとか、その知り合いの
歌手とか、さらに、その知り合いのタレントとか…

なお、習近平国家主席は離婚歴がありまして、現在の妻女も浮気相手
だったとか、なかったとか…

とにかく浮気だの愛人だの、10人は下らないと言われているそうで。。。

  やっちゃってるねぇ!
  このおっさん!
  しれっとした顔して…

ってコトです。。。

ところで…

この一件は、香港において“逃亡犯引き渡し条例”改正案に対する
大規模な反対デモのきっかけとなったそうです。

最高指導者の数々のスキャンダル…

2015年の非合法的な拉致事件…

その身柄は、中国側に引き渡されていたわけで…

今後、この改正案が可決されれば、反中国的と見なされる人物は、
香港で逮捕された後、中国側に引き渡されると言うことが公然と
認められてしまうわけで…

200万人を超える香港の人たちが必死に反対デモを繰り広げている
最中、暴露本の版権が米国へと移ったことも興味深いです。

こうして、闇に消えかけた1冊の本が、香港、中国、米国、各々に
激しい風を吹き起こすことになるのでした。。。
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