新聞部数の減少

新聞業界において、深刻な部数減が、ここ数年続いているそう
です。

大手新聞社のひとつ、毎日新聞の場合、部数のピークは1979年の
426万部…

それが、昨年は274万部に減少してしまいました。

そこで早期退職者を募ると言う、事実上のリストラを実施する
ことに。。。

対象は50歳以上、60歳未満の社員です。

なお、毎日新聞社は社員の年齢構成に偏りが見られるそうで、
50歳以上が40％を超えていると言います。

さらに、その50歳以上の社員の半数が部長職以上に就いている
とのことで。。。

2100名の社員を抱える毎日新聞社から、結果として400名の人員が
去って行ったわけですが、当然、取材力などに影響が出てくるわけ
です。

青森、山梨、石川、高知、鹿児島など地方の支局では、支局長の
下、デスク1名、記者3名の5人体制に縮小してしまうところも
あるようで…

　　これじゃ、まともに取材できない！
　　記事にならない！

そんな意見も上がったそうですが、

　　ま、まぁ、この…、
　　いざと言う時はテレビのニュースを
　　観て取材する手もあるから。。

社内から、そんな回答もあったとか。。。

　　･･････････････
　　････････････

って、呆気にとられる社員も多くいたほか、

　　日夜取材に励んでいる記者を
　　バカにしてンのか！

　　報道機関である新聞の役割を根底から
　　覆すようなコト言いやがって！
　　ふざけンなっ!!

当然、そんな反発の声も多く上がったとか。。。

ところで、毎日新聞社は、他の大手である朝日、読売に比べると
給与、賞与などの待遇が低かったらしくて…

これで一気に記者が流出していくと言われているようです。。。


僕は地方在住ですから、新聞もローカル紙ですが、テレビと
違って新聞は、記事のジャンルも多様ですし、関心ある特集
記事も盛り込まれているなど、読む者を飽きさせないように
工夫されていると思います。

それでも日によっては、

　　今日の新聞はあまり読むところが
　　ないなぁ…。

って感じる日もありますけどね。。。

そんな日が多くならないよう、テレビのニュース観て取材…って
コトが本当に起こらないように祈ってます…。

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タグ：記事 毎日新聞 記者