ライフスタイルを見直そう…先天異常

「汚染と生活習慣の悪化が、中国本土の先天異常出生率を上昇させた」と
題した記事が目に留まりました。

中国では新生児のうち、7日以内に異常が発見された割合が、2000年では
1.09％だったのに対し、2011年は1.53％に上昇したそうです。

世界保健機関（WHO）のデータによりますと、出生後5年以内に異常が
見つかる割合は、富裕国で4.7％、中等国が5.5％、貧困国では6.4％
なのだそうで、中国は5.6％だったとのことです。

ここ数年で経済的に大きく成長した中国ですが、一方で汚染が進み、
生活習慣も悪化していることが顕著になったわけです。

上海復旦大学の出生異常研究センターに勤める職員が、先天異常の
出生率が上昇した理由として、「汚染と個人のライフスタイルに
関係がある」と明言したそうで、

　　●仕事のストレス
　　●喫煙
　　●飲酒
　　●薬物乱用
　　●オンラインゲーム中毒

などが先天異常の原因になると指摘しました。

また、「今の若者はジャンクフードばかり食べて運動をしないため、
卵胞や精子の質が劣化している」とも言っており、これは日本にも
当てはまることかも知れません。

快適、快楽、利便を求め、その代償として、新たに生まれ来る者に
ツケが回ってしまう。。。

世の中、快適で便利になっていくと、その先に待っているのは
人類滅亡…ってのは大袈裟でしょうけれど、今の生活習慣を見直す
ことも必要ってコトですね。


ところで、この先天異常についてですが、具体的にどんな異常が
発見されているのかと言うことまでは記事に掲載されていませんから
わかりませんが、異常に見舞われてしまった幼い子供、そして、その
親のことを思うと本当に気の毒です。

僕はもう、子供をもうけようとは考えていませんけど、これから
子供を…とお考えの方々、そして10代、20代の若い方々には、
新たな命のためにも、今のライフスタイルをチェックしていただき
たいと思います。

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タグ：出生率 先天異常 ライフスタイル