中国の好感度

ここ数年、韓国では、中国に対する好感度が急落している
ようで…

ま、、これは日本人にとっては苦笑いしたくなるようなお話
ですけど…

2021年6月、調査会社「韓国リサーチ」が実施した世論調査で
韓国周辺5ヵ国(中国、北朝鮮、ロシア、日本、米国)の好感度
結果では、

　　中国の好感度が日本を下回って最下位に！

この年、初めて日本を下回ったと…。

それまで、韓国は日本を嫌っている人が多かった…

今でもそうかも知れませんけど、それよりも、中国寄りの
スタンスをとっている方が…

そんな韓国人が韓国で嫌われるようになってきたそうです。。

ここで言う“中国寄り”とは･･

2000年に起きた、所謂「ニンニク紛争」が発端らしいです。

これは、韓国が自国産ニンニクを保護しようと、中国産の
冷凍ニンニクの関税率を高めたのです。

この報復として中国は、韓国の携帯電話などの輸入を禁止する
措置を下しました。

これにより韓国は、経済的なダメージを被り、わずか1ヵ月程で
関税率を再び引き下げるハメになったのです。

それ以降、中国に対しては、、

　　ま、本音を言えば、アイツらのこと
　　嫌いなんだけど、あんま大っぴらには
　　出来ねえンだ。。

って感じだったみたいで。。。

しかし、その後、2017年4月･･

米国から高高度防衛ミサイル(THAAD)が配備されました。

これは北朝鮮のミサイルから国を守るため、韓国に配備された
ものですが･･

中国は自国軍の動きが監視されると疑い、猛反発しました。

そして、韓国の財閥ロッテグループに対し、法令違反があった
との理由から、中国国内での営業を全面停止させました。

さらに、中国政府は韓国製品不買運動を扇動し、ロッテマート
の中国店舗を撤退させました。

まだ足りなかったのか、団体旅行や観光の渡韓を一切禁止し、
K-POPなどエンタメ公演も禁止、韓国産ゲームも輸入禁止など･･

これら一連の対韓国報復は、“限韓令”と言われていたそう
です。

ヤバいよ！ヤバいよ！って感じで、韓国は、ややビビり気味
ではありましたが･･

当時の中国外相の発言で、

　　小国(韓国)が大国(中国)に楯突いて良いものか！

と言うのが報じられ、ここで韓国国民は一気に･･

　　このヤロー！
　　これまで大人しめにしてりゃ
　　イイ気になりやぁーって！

と、感情を爆発させたのです。。。

歴史上、韓国は中国の属国だった時代もあったにはあり
ましたけど、大昔のことです。。

それに最近において、特徴的なことと言いますと･･

韓国から見て、貿易相手国としての中国の比重が低下して
いることがあげられます。

昨年上半期の輸出内訳では、1位の中国（19.6％）と2位の
米国（18.0％）は、わずか1.6％まで縮まっているとの
ことで･･

　　安保だけじゃなく、経済も米国と共に･･

そんな機運が韓国において強まっていると言われています。

と、まぁ、このように･･

近頃の中国は、横暴と言ってもイイような動きが目立って
いるようですけど･･

今年は、いよいよ中国が国際的孤立を深める年になるように
思いますが、いかがでしょう？

にほんブログ村