休みなく働いていれば･･

今日は日曜日なので、冷凍食品センターでバイトしてきました。

本来ならば、僕にとって日曜日は休日なのですが、もう何年も
日曜日は、ここでバイトしているわけです。

平日は、本業の土建関係の仕事をしていますから、僕の場合、
年間休日日数は、たぶん、50日もないほどです。。。

そんな生活に慣れたせいか、

　　もっと休みが欲しいなぁ…。

なんて思わなくなりましたね。

それより、例えば平日、早めに仕事を済ませたら、一旦、ウチへ
帰り、スーパー銭湯へ出掛けてリフレッシュしてみたり、もっと
時間に余裕があれば、30分から1時間ほど散歩します。

本業の仕事は、日によって午前中で片づくこともあったりする
ので、午後2時にはウチに着くこともあります。

そんな時間を余暇に活用させるわけです。

それに、このバイトも、僕にとっては息抜きみたいなモンで、
作業そのものは単純ですから、気の合ったバイト仲間たちと
バカ話でもしながら動いてます。

で･･

そうやって作業していたら、バイト仲間のヤノさんが、

　　いつまでこう言う生活パターン、続けて
　　いくのか、最近、ちょっと考えちゃって。。

と言いまして･･

ヤノさんも、僕と同じように、本業の傍ら日曜日だけバイト
しています。

なので、年間休日日数も僕と同じ程度だろうと思います。

ヤノさんや僕だけでなく、ここで働く人たちは、休日日数は
少ないと思います。

正社員の人たちも、月間5、6日しか休めないと聞いていますし、
連休なんて滅多に取れません。

盆も正月もなければ、ゴールデンウィークもありません。

バイトにしても同じです。本業の傍らでやっている人のほか、
時間帯を分けて掛け持ちしている人も多いです。

そんなわけですから、週に1日休めればイイ方でしょうね。。。

ヤノさんが言いました。

　　同じ日本人でも勤め先や仕事内容によって、
　　年間休日が100日、120日ある人もいれば、
　　オレらみたいに週に1日もまともに休んでない
　　ヤツもいる…。
　　休みなく働いていれば稼ぎがイイかと言うと、
　　決してそうじゃない。
　　最近、ここンところが妙に引っ掛かってナァ。。。

稼ぎが良かったり、安定しているからこそ休みもたくさん取る
ことが出来て、稼ぎがよろしくないから休みなく働く…

それでイイのか？

･･って、ヤノさんとしては、疑問視しているみたいです。

　　かと言ってなぁ…

さらに、ヤノさんが言いました。

バカンス大国・フランスでは夏期休暇として15日から20日ほど
まとめて取るのは当り前！

年間にして30日以上、休暇を取るそうで･･

それでも、フランスのGDPは、日本ほどではないけれど上位に
位置しているわけで･･

そうして見ると、日本は働いている割にGDPの水準が低いんじゃ
ないかと･･

そう考えると、バカらしいんじゃないかと･･

しかし、ヤノさんとしても、だから休みを増やしちゃえ！って
思っているわけではないそうです。

　　今の生活パターンで構わないから、
　　その分、仕事の手を抜く…。

そう言う考え方に至ったそうです。。。

なるほどねぇ…。

アリとキリギリス…ってお話し、ありますよね。

仕事せずに遊んでいたキリギリスが、真面目にコツコツ働いて
いたアリさんたちに助けられる…ってお話し。

でも、そのアリさんたちの中には、テキトーに仕事している
ヤツも居たってイイんじゃないか？

僕が、そんなコトを言ったら、ヤノさんは･･

「アリとキリギリス」ではなくて、本来は、「アリとセミ」だと
言いました。

フォンテーヌと言う詩人が作った寓話だと教えてくれました。

意外とヤノさん、そんなところにも博学です。。。

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タグ：フランス 稼ぎ 年間休日日数