________________________________________________________________________

こんなのでも居るだけマシかも

年齢を重ね、老齢と言われる歳になっても、働けるので
あれば働く気でいるのですが・・

それでも、やっぱり、老齢年金は“頼みの綱”になると
思います。

現在、いくら働く気があると言っても、いざその歳に
なったら、どこか具合が悪くなって働けなくなること
だって、充分考えられます。

そんな時、生活の上で老齢年金が支えになります。

それでは現時点において、受給している人は、いくら
年金を貰っているでしょうか?

厚生労働省より発表された2023年の最新版によりますと
国民年金だけを受給している人の平均は5万6,368円。

会社勤めをしていた人が厚生年金と国民年金から受給する
合計年金額の平均は、14万3,965円となってます。

同年は物価変動率も名目手取り賃金も上がったので、年金
額も前年度より増加しています。

年金額は、物価の変動に応じて改定されますから、物価が
上昇しても安心です。

が…

マクロ経済スライドって、ニュースや新聞などで耳目に
することがありますね。

コレの詳しい内容は知らないですけど、コレによって
実際の物価上昇率よりも年金額上昇率の方が低く設定
されてしまうと言う…

なかなかの曲者みたいな仕組みがマクロ経済スライドって
わけです。

根底には少子高齢化対策の一環…ってコトになってますが、
受給する側には、

  物価の上昇に追いついてないぞーーーっ!
  オイ、何とかしろっ!

と、言いたくなる仕組みでもあります。。。

ここ数年でいろいろなモノが値上がりしました。

この先も上がることはあっても、下がることはないで
しょう。

地球温暖化による気候変動、世界人口の激増、それによる
需要増加などにより、農水産物や森林資源、それに、鉱物
など、あらゆるモノが、むしろ、今より物価上昇率は高く
なる可能性の方が強いと思います。

なので、、物価が激しく上昇してもマクロ経済スライド
によって、年金額の上昇率は、物価の上昇率を下回り…

ますます物価に対して離れて行くんじゃないかと。。。

もっと問題なのは、年金額の男女差でして…

これも厚生労働省の発表によるものですが…

男女別受給額の最多層を見ると、男性の41.7%は15万~
20万円なのに対し、女性の43.1%が5万~10万円…って

  こんなんじゃ生きて行けないわーーーっ!

特に女性は、そう嘆くんじゃないですか?

まぁ、女性の場合、結婚や出産により勤め先を退社し、
その後は専業主婦、または、社会保険に加入しない
パートなどで働く人が多いですから、年金額も少なく
なってしまうわけです。

う~ん、こうなりますと…

先々の物価上昇が激しさを増すであろうことを考えると…

老いていくほど、夫婦二人で生きて行く必要性が強まる
のかも知れませんねぇ…。

なにしろ、年金額も夫婦合わせれば20万~22万円くらい
になると思うんです。

それならば何とか細々とでも生きて行けそうな…

ほとんど役に立たない悪妻であろうと老いた頃になれば、

  こんなのでも居るだけマシかもな…

って思えるかも知れませんねぇ…。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感