推し活も高齢化

内閣府から発表された「高齢者白書」には、高齢者の22.9％が
「生きがいを充分感じている」と回答し、49.4％が「多少感じて
いる」と回答されています。

「充分」と「多少」を合わせれば、高齢者の7割以上は、生きる
喜びや楽しみを持って過ごしているわけです。

で･･

最近「推し活」とか「オタ活」と言う言葉を、ちょくちょく目に、
また、耳にしますが･･

推し活、オタ活もまた高齢化が進んでいるそうで、推し活が高齢者
の生きる活力になっているとのことです。

今や60代、70代でも、盛んに推し活している人は多いとか。。

また、還暦を超えてから推し活を始めたと言う高齢者も多いみたい
です。

そうした高齢者は、結婚歴がない人がまあまあ多いそうで。。

地下アイドルであれば、1000円から2000円でライブが観られて、
同じぐらいの金額をグッズに使えば、アイドルと会話や握手が
楽しめるとのこと。。

さらに、チェキと言われる昔のポラロイドみたいに、その場で
アイドルと写真を撮ってプリントして、そこにメッセージとか
サインを書き込んでもらうことがお約束らしくて･･

このチェキが地下アイドルの貴重な収入源でもあるみたいです。

推し活高齢者にしてみれば、ヘタな風俗に行ってお金を使うより、
若くて可愛い子を相手にしていた方がお金が掛からないし･･

それと、推し活仲間と親しくなることも出来て、健全であると･･

とは言え、月々11～12万円の年金では、生活も含めて厳しいので、
アルバイトをしている高齢者は多いとのことです。

さらに節約のため、低家賃のアパート暮らし、食費は1日500円･･

閉店間際のスーパーへ駆け込み、半額の弁当や総菜を購入･･

それでも、推し活の必須アイテムとしてスマホと車は手放すことが
出来ません。

スマホについては、まぁ、理解できますが、車はと言えば、地方に
住む人にとって、重要な足になるのです。

遠征する時には電車賃など出せないので、高速を利用せず、下道で
目的地まで･･

何しろ時間だけは腐るほどあるんで｡｡｡

結婚歴なし。

女性に縁がないまま還暦を迎えたけれど、今では孫のような年齢の
可愛い子との交流が生きる喜び、楽しみ･･

･･って高齢者が増えているとのことで、生きがいは人それぞれ…

心から楽しめていれば、それでもう充分ですね。

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