マンガ家になる気はあるか？

この春、中学2年になったウチの反抗期の娘は、ロクに
勉強もせず、マンガばかり描いているようで…

小学生の頃からマンガを読むだけでなく、描くことも
好きだったようで、机に向かって何やら熱心にペンを
動かしていると思えば、マンガを描いてました。。。

おかげ様で、勉強の成績は下から数えた方が早いと言う始末…。

ま…、コレについては僕も、また、ウチの悪妻も勉強が
できる人間ではありませんので、うるさくは言いませんが…

　　せめて宿題ぐらいちゃんと
　　やりなさいよっ！

悪妻が、やや声を荒げて娘に言うことが多いこの頃です。

　　マンガ家になる気は
　　あるか？

半ば冗談のつもりで娘に尋ねてみると、

　　なれるモンなら、
　　なりたい！

目を輝かせて答えました。

マンガ家…

子供の頃、なってみたいと思った人、少なくないように
思いますが、いかがでしょうね？

僕自身、10歳前後の頃、マンガ家になりたいと思ったこと
ありますよ。

先日、雑誌でマンガ家の儲けについての記事を読みました。

マンガ家ですから、何よりも作品を作り上げることです。
ただ紙にマンガを描いているだけじゃメシは食えません。
ストーリーがなければ連載されません。

連載マンガの原稿料は、1ページあたり1万円前後だそうです。

毎週発行される週刊誌に15～20ページ描いて、その原稿料は
一般的に17、18万円。

月々70万円弱になりますか？

イイ収入だなぁ…と思っていると、そうでもないようで、
マンガ家はアシスタントが必要になるそうで、彼らの人件費を
考えると、原稿料だけでは食っていけないとのこと。。。

そこで大事なのは、単行本の印税です。

一般には単行本の単価の10％とのこと。

当然、売れれば売れるほど印税収入は増え、1巻で100万部売れて
5000万円から1億円になると書いてありました。

ちなみに、単行本の印税は、基本的には印刷部数でカウントされ、
全く売れなくても、印刷した分の印税がマンガ家に入るそうです。

さらに、作品がアニメ化されれば、1話あたり10～15万円。

また、キャラクター著作権は売上の3％ほどで、関連グッズとか
ゲーム化された場合、儲けにつながるわけです。

ドラマ化、映画化されても原作使用料として100万単位の収入に
なるとのこと。

ま…、とにかくヒット作品を創作することが素晴らしい儲けに
なるわけで…

素質、感性、アイデア勝負の世界です。

僕は、悪妻から宿題をやれと責め立てられている娘を横目に
見つつ、

　　もしかして…、
　　トンビがタカを生んだかも！？

などと、娘がマンガ家になったら…　そんな空想を思い描いて
みたりしましたが…

素質、感性、アイデア…、それらを思うと、

　　ムリだわな…

そうです。マンガで食っていけるのは、ごく限られたホンの一部の
人間だけです。

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タグ：儲け 印税 マンガ家 原稿料