当たり屋は儲かる稼業？：底辺生活：SSブログ

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当たり屋は儲かる稼業？ [編集]

追突事故を誘発して示談金を要求する、通称“当たり屋”

これは追突事故の場合ですと、主に追突した方が過失と取られる
ことを悪用した、昔からある古典的犯罪です。

大阪・ミナミの御堂筋…

この辺りで、もう10年以上前から当たり屋による追突事故が
散発的に発生しているそうです。

狙われるのはタクシー…

で…、当たり屋もタクシーらしいです。

同業者を狙っているわけです。

この辺りを走るベテランのタクシー運転手ならば、誰でも
知っているとのことで、既に有名なお話になっているようです。

そんな当たり屋の手口とは…

黄色信号で加速しておいて、後続のタクシーも追走して交差点を
通過しようするのを確認し、その上で急ブレーキを踏む…、

すると…

　　ガッシャーン！！

追突事故の発生です。

　　オイオイ、どこ見てンねん。
　　ええ？
　　しゃあないなぁ…
　　今日のところは人身事故扱いに
　　せえへんから、診断料だけ
　　はろうてや。
　　免許停止になったら、アンタかて
　　困るやろ。

と、当たり屋のタクシー運転手は追突した運転手に言います。

タクシー運転手にとって、免許点数が減点されて免停になると
まさに死活問題！

ですから仕方なく要求に応じるパターンが多いそうです。

要求する金額は1回あたり5万から10万円。時には数十万円を
求めることもあるようです。

お客を拾って近場まで乗せていくより儲かる…ってわけですか？

また、当たり屋と言いますのは法律上想定していないとのことで、
警察としても道路交通法違反で立件することが困難なのだそうです。

さらに示談を迫ってお金を要求する行為についても、脅迫的文言が
なければ恐喝罪に当てはまらないそうで…、

こうして見ると当たり屋は、古典的とは言われながら、それだけに
法の網目を潜って長らくおこなわれているわけですね。。。

しかも、運転免許証が商売道具のタクシー運転手をターゲットに
したところが、コレまた何とも…

で…

問題の有名な当たり屋のタクシーは緑色のセドリック。

何度もぶつかっているので、車体はかなり凹んでいるそうです。

この当たり屋という稼業…、儲かるかどうかわかりませんが、
自分の身体と自動車を犠牲にする覚悟があれば出来そうです。。。