回転寿司の光景

回転寿司は、まさしく老若男女問わず人気の外食店ですね。

僕は、ここ数年ほどご無沙汰ですが、取引先の建材屋の社長さんも
回転寿司が大好きで、休日には奥さんと息子さんご夫婦、もちろん、
かわいいお孫さんも連れて、食べに行くそうで･･

この前の日曜日も、お昼に行ってきたとのことで･･

日曜日のお昼時ですから、ファミリー客で店内は満席。

20分近く待って、案内された席に着いて、食べたいお寿司を注文しようと
タッチパネルを操作していると･･

社長さんファミリーの隣のボックス席に着いていたパパ、ママ、そして
6、7歳ぐらいの男の子の3人ファミリー･･

その男の子が、レーンから運ばれてくるお寿司などが盛られた小皿を
食べもしないのに取っては返し、また、取っては返し･･

　　××ちゃん、ダメよ～

男の子のママが注意しても、全く聞かず、また流れてくる小皿を取っては
返しの繰り返し･･

この頃の回転寿司では、コロナ対策として、レーンには商品をほとんど
乗せていないみたいですが、それでも少しは流しているそうで･･

小さな男の子にとっては、食べるとか食べない以前に、流れてくる小皿を
取って返すことが面白いらしく、それで遊んでいるだけ。。。

小皿は透明アクリルカバーで覆ってあるとは言え、取ったのに戻す行為は
傍から見ると、決して気持ちのイイものではありません。

　　ねえ、××ちゃん…
　　もうやめて、お寿司食べなさい…

今度は、パパも注意しますが、それでも聞かない。。。

そんな光景に、いっそのこと社長さんが注意してやろうかとまで思ったほど
だったと言ってました。

たぶん、店員さんも見ているはずですが、クレームになることを恐れ、
注意せず、見て見ぬふり。。。

その時です･･

　　あの子、お皿取ったのに返しちゃって･･
　　あんなことしちゃダメなんだよねぇ！
　　ねぇ、おかあさん！

社長さんのお孫さんが、その光景を見て、率直に思ったことを母親に言った
そうで･･

その声は、隣の席の男の子にも、はっきり聞こえたらしく･･

急に手をひっこめて、バツ悪そうな顔をして、おとなしくなったそうです。

ちなみに、社長さんのお孫さんは4歳で男の子です。

　　小さな子どもは、親に注意されるより、
　　知らない子から注意される方が応えるらしいよ。
　　まして、自分より年下の小学校にも通っていない
　　子から注意されたんだから…
　　恥ずかしくなっちゃったんだろうよ。

社長さんが笑いながら言っていました。

実は以前、僕も同じような光景を回転寿司屋さんで見たことがありまして･･

気になるんですけど、注意するのもどうかと思いながら、結局、見て見ぬ
ふりをしていました。

小さな子どもが、レーンから次々と流れてくる小皿に興味を示すのは
仕方がないことだと思います。

遊びたくなる気持ちもわかります。

でも、やっぱり、食べ物ですし、他のお客さんも居ることですし･･

ここは子どもをレーン側に座らせないとか、子どもがお遊びで取ってしまった
商品は戻さずに、親が食べるとか、食べさせるとか‥

そんなマナーを守って、みんな楽しくお寿司を食べたいですね。

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