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2500万円のガラクタ

希少価値があるため、流通していた頃より高い値が
付いて取引されることがありますね。

骨董品とか古美術品も、その例にあたりますか?

もう5ヶ月ぐらい前の話だったと思いますが、米国の
カリフォルニア州シリコンバレーにあるリサイクル業者に
持ち込まれた1台のパソコン。

このパソコンが、コンピューターマニアや収集家の間では
日本円にして2500万円ほどの値が付くシロモノだと言うことが
後になってわかったそうです。

不用品としてリサイクル業者に持ち込まれるようなパソコンに
どうして…?

実は、そのパソコンは、故スティーブ・ジョブズ氏の実家から
1976年に出荷された初代のアップル・コンピューターでした。

手作業で組み立てられたもので、200台ぐらいしか生産されて
いないという希少なパソコンだったのです。

これを持ち込んできたのは女性で、

  夫が亡くなり、自宅に残ったガラクタを
  処分しているところなのよ

と言って、このパソコンを置いていったそうです。

後日、従業員が中身を確認したところ、コンピューターの収集家が
喉から手が出るほど欲しがると言われるアップルの初代コンピューター、
「アップル1」が含まれていたことが判明!

これを聞きつけた収集家が、日本円にして2500万円で買い取って
行ったわけです。

で…

パソコンを持ち込んできた女性は…

このリサイクル業者は、商品の売上は提供者と均等分割することに
しているため、その女性を捜査中とのことです。

しかし、おもしろいですね。モノの価値って…

女性にしてみりゃ、そんな高値が付くなんて知らなかったわけで、
だからこそ「ガラクタ」呼ばわりして、処分しようといたわけで…

一方、そんなガラクタに2500万円を投じる収集家もいたり…

例えばゴールド(金)であれば、その価値は世界共通。

市場は公開されており、公平な値が付けられて取引されます。

でも、このパソコンのように、限られた一部の人たちにしか
価値が見出されないモノの、その価値って…?

ガラクタがお宝になる…って話です。
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