子どもと接していたい

兵庫県豊岡市で、市内の小中学校の教諭に対し、ウェブアンケートを
実施しました。

タイトルは【学校教員のキャリアと生活に関する調査(2019年5月)】

この調査結果の中で･･

「将来、管理職になりたいと思うか」の質問に対して･･

「あまりなりたくない」「絶対なりたくない」と回答したのは
86％に上りました。。。

教員の管理職と言いますと、教頭…ってコトになりますね。

現在も、教員の長時間労働が問題視されていますけれど、
同市内の小中学校における平均的な超過勤務時間は･･

　　教諭：46時間23分
　　教頭：67時間32分

全然違いますね。。。

教頭先生って大変だなぁ…ってコトですね。

まぁ、この…、「管理職になりたくない」ってのは、別に
学校の先生に限らず、一般の会社においても、同じような
傾向があるそうで、特に若手は管理職を敬遠する人が多く
なっているとのことです。

さて、このアンケートにおいては、管理職になりたくない
理由は次の通りです。

　　●担任を持って子どもと接していたい
　　●労働時間が長い
　　●労働時間が増えると自分の家庭の育児や介護等との
　　　両立が難しい

やはり、労働時間が問題になっているようで。。。

しかし、一方で「子どもと接していたい」と言った熱血と
言いますか、ポジティブな先生も多くいらっしゃるわけで･･

ここで思うことは･･

　　生身の人間と接する仕事と言うのは、
　　どうしても労働時間が長くなってしまう。

ってコトです。

例えば、介護とか飲食とか･･

工場や端末相手の仕事と違って、あぁだこうだ言ってくる
生身の人間を相手にしてるわけで、どうしても時間や手間が
掛かってしまうんじゃないかと･･

それで、長時間労働がイヤなんで教頭になりたくないと思って
いる先生がいる一方で、

　　子どもと接していたい

って思う先生がいらっしゃる。

教頭ほどじゃないけど、長時間労働をいとわず、生徒たちの
面倒を見たいと･･

有り難いことじゃないですか！

こういう考えの先生が、一人でも多く居てくれたらイイと
思いますね。

僕なんか、中学、高校時代の頃、

　　よくまぁ、オレら相手にやってられるナァ、
　　この先生は…

って思ってましたモン…。

勉強しない！

言うコト聞かない！

イチイチ反抗する！

こんな生徒を多く抱え込んでいるクラスの先生でも、それなりに
接してくれていたンだなぁ…って、今さらですが、感じ入るもの
があります。

労働時間が長すぎると感じている先生と、そう感じていない
先生･･

どちらの担任のクラスなのか･･

そのクラスの生徒の感性、違ってくるかも知れないです。。。

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タグ：管理職 労働時間 教頭