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年末年始のテレビ番組

ちょうどこの時期・・

年末年始におけるテレビ番組では、お笑い芸人さんたちの
出演機会も多いことで、書入れ時と言ってイイでしょう。

これまで、何度か“お笑いブーム”が沸き起こり、そのおかげか
お笑い芸人さんたちの活躍シーンも増え、脚光を浴びる機会も
増えてきただろうと思います。

それで、お笑いを目指す人たちも増え、芸人さんの数も著しく
増加しているそうです。

とは言え・・

それだけの増加分に比例して活躍シーンが増えているわけでは
ないようで・・

つまり、芸人として食って行けない人たちもまた増えたと
言うわけです。。

例えば、あの吉本興業・・

お笑いと言えば吉本!

そんな吉本興業に所属しているタレント人数は6000人とのこと
です。

その全てがお笑い芸人さんであるかどうかは知りませんけど、
相当な人数だと思いますね。

一つの会社で6000人ですから、芸能界においてのお笑い芸人さん、
めちゃくちゃ多いと言えそうで・・

で…

その中で食っていけてる人は、どれほどの割合なのか・・?

いわゆる“営業”とか言われるイベントなどに出演した場合、
人気の芸人さんであれば、1回当たり100万円は下らないギャラ
が支払われるそうで・・

それほど人気がある…っつーか、それほど面白いネタは持って
いないけど、まあまあテレビなどで顔を出している芸人さん
ですと、その半分の50万円ほど。。

それ以下の芸人さんであれば、10万にも満たないそうで、5万円、
3万円、場合によっては1万円…

同じイベントに出演していながら、100万円貰える芸人さんも
いれば、その100分の1…って言う芸人さんもいるわけで。。。

1回で100万円の芸人さんは、毎日が忙しくて、その分、ギャラも
多く、年間にして数千万、あるいは億単位で稼いでいるわけです。

一方の100分の1の芸人さんは、出演機会も少ないわけですから、
稼ぐ金額も全然違ってきます。。。

これじゃとても食って行けない…ってコトです。

まぁ、お笑いに限らず、芸能界ってのは、そういうモンですね。

稼ぐ人はトコトン稼いで、そうでない人はトコトンひもじい…

若い頃は周りからチヤホヤされ、ある程度、歳をとると今度は
大御所などと呼ばれ、まぁ、稼ぐこと稼ぐこと。。。

“息が長い”って表現がありますが、こう言うコトですね。

で、また、そう言う人はホンのひとつまみ。。。

そんな“ホンのひとつまみ”に魅せられて、芸能界を目指す
人たちが増えてきちゃうンでしょうね。。。

それでますます競争が激しくなるわけです。

一時、「勝ち組」「負け組」って言葉が流行りましたけど、
まさに芸人さんの世界を指している言葉だと思いますね。

「勝ち組」はトコトン上昇し、稼ぎまくるわけですが・・

「負け組」は、なかなかひもじさから抜け出せないと・・

この時期、テレビを観る度に思うコトは、

  こうしてテレビに出てる人たちに比べて、
  出られずに耐え忍んでいる人は、どれくらい
  居るんだろう?

ってコトであり・・

  この年末年始のテレビって、この世の中の
  縮図を映し切ってるよナ。。。

ってコトで・・

何とも虚しくなってしまうのです…。
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