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三十にして立つ

孔子は「論語」の中で、

  三十にして立つ

と説きました。

人間、30歳になると、何かしら気を改めたり、新たなることに
挑もうと思うもので・・

こちらは中国のSNSアプリ「探探」が、今年30歳になる中国人の
男女ユーザーを対象に実施したアンケートの結果で・・

【30歳にして何か思うことは?】の問いに対し、

  自分の感情に逆らわないこと

そう回答した人が66%に上ったそうです。

自分の感情に逆らわない…、まぁ、言い換えますと、自分自身に
向き合い、自身の姿勢、態度を貫こうと…、そんな意味なんで
しょうか?

30歳と言いますと、まだまだ体力的にも気迫の面でも充実して
いる頃です。

思いの通り、思いのままにやりたいことをやれる時期でもある
わけです。

ところで、中国では「月光族」という言葉がありまして・・

これは、その月の給料を、月内に使い果たすほどの消費好きな
20代、30代の若者のことを指す言葉だそうです。

今、この時を大事に!

やりたいことを、今、やり切る!

そんな思いなのか、貰ったお金を使い切る若者が多いみたいです。

そこで、先程の「探探」のアンケートでは、

【安心できる収入は?】と言う問いに対し、

  一線都市(大都市圏)・・・2万1401元
  二線都市(地方都市)・・・1万4588元
  三線都市(上記以外)・・・8004元

以上の通り、住んでいる地域に分けて、それぞれの平均額を
表わしています。

そんなわけで、大都市圏に住んでいる30歳の人たちでしたら、
日本円にして、30万円から32万円ってところですか・・

三線都市と呼ばれている、まぁ、田舎町みたいな感じのところ
でしたら、12万円ぐらいで安心できちゃうみたいです。

こうして見ると、中国の給料は特別に高いわけじゃなく、
日本と比べたら、まあまあ低い設定になっているような・・

なお、30歳男女の平均貯蓄額も公開されていて・・

  ●男性・・・9万8210元
  ●女性・・・6万6120元

と言うことで、男性は日本円にした場合、約150万円。女性の方は
約100万円になりますね。

この金額については、日本との物価水準などが異なるので多いのか
どうかわかりませんが・・

やりたい事のためにお金を使う、消費好きな中国の若者たちとは言え、
コツコツと貯蓄もしていると言った堅実振りも伺えるようで。。

  三十にして立つ

さすが、孔子の教えが行き届いていると言えるかも知れません。
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