好きです！大衆食堂

「大衆食堂」と書かれた看板、あまり見かけなくなり
ましたね。

そんな数少なくなった大衆食堂に入って食べた日替り定食。


ごはん、かけうどん、さばの塩焼、それに漬物が二切れ。
以上でお値段600円です。

なかなかお値打ちだと思いますね。

ごはんは大盛とは行かなくとも、まあまあの盛り具合。

そのごはんによく合うさばの塩焼がおかずで、みそ汁代わりの
かけうどん。

かけうどんと言っても、とろろ昆布とかまぼこ、天かす入り。

これだけ食べればお腹は満たされ、満足感があります。

しかし、人によっては、この手の食事に不満を感じる人も
特に今の時代、多いんじゃないですか？

　　炭水化物の摂り過ぎ！


　　野菜がないから
　　ビタミンが不足！


　　食物繊維もないじゃん！

そんな健康、栄養バランスに気を使う人たちの声が聞こえそう
です。

ま…、こういう食事に満足するのは、僕のように「質より量」
あるいは、とにかく満腹になればイイ！ってタイプですね。

冒頭に書きましたけど、大衆食堂の看板を揚げる店は本当に
少なくなりました。

大衆と言うように、誰でも気安く入ることが出来る。
飾りっ気は全くなくて、でも、その代り安くてボリュームが
あって…

そんな昔ながらの大衆食堂ですから、健康だの栄養バランスだのは
二の次になってしまうんでしょうね。

だから、今の時代、受け入れる人が減ってしまったのかも
知れません。

けど…

僕は断固として受け入れたいと思いますね。

文字がハゲかかった看板、ちょっと薄暗い店内、壁にぎっしりと
貼られたメニュー、安っぽいテーブルに椅子…

調理場に立つ無口な親爺、お茶を持って来てくれる愛想のいい
女将さん…

備え付けのテレビからは昼のニュース…

それを眺めながら食べる客もいれば、黙々と食べる客もいて、
新聞読みながら食べてる客も…

爪楊枝を加え、会計を済ませる客が「ごちそうさん」と言えば、
女将さんが笑顔で「いつもどうも」と挨拶する…

そんな雰囲気の大衆食堂、僕は好きなんですよ。

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タグ：大衆食堂 かけうどん