立ち食いそばの花形と言えば…

現場から歩いてすぐのところに立ち食いそば屋があったので、
手っ取り早くそこで昼食を摂りました。

480円の天ぷらそばです。


立ち食いそばと言えば、ナンてったってかき揚げの入った
天ぷらそばが花形メニューじゃないでしょうか？

　　いや、たぬきだ！

　　いやいや、断然
　　きつねだ！

などの意見もあるかもしれませんが、これまで僕が立ち食い
そば屋へ入って周りを見ていますと、どこの立ち食いそば屋
でも、天ぷらそばを食べているお客さんが最も多いような
気がします。

そして、立ち食いそば屋の場合、天ぷら＝かき揚げで、これが
どの店も、一番の売れ筋のような気がします。

そういうわけで僕は、天ぷらそばは立ち食いそば屋の花形と
思い込んでいます。

そもそも、立ち食いそばを利用するのは圧倒的に中高年の男が
多いと思いますし、そんなおじさんたちにとって、この天ぷら
そばは、値段、食べ応え、味わいの3点のバランスが最もよい
メニューではないかと思います。

これが、たぬきやきつねそばになりますと、値段は天ぷら
より安いですが、食べ応えが乏しい…、

たぬきの天かすは歯応えがないし、きつねの油あげは味わいに
変化がない…、

そこへ行くとかき揚げは玉ねぎには玉ねぎの、小エビには
小エビの歯応えを感じることが出来ますし、それぞれ噛んだ
時には少なからず味わいに変化が訪れてくれます。

たった一杯の安価なそばにも、出来る限りの食べ応えと味わい
を求め、天ぷらそばを選択するおじさんは多いんじゃないで
しょうか？

そんなおじさんたちの花形なんです！

この天ぷらそばは。

今日の天ぷらそばは、残念ながら小エビが入っておらず、
玉ねぎ、にんじん、ごぼう、青ねぎで構成されているようで、
まぁ、それでも食べ応えはあり、玉ねぎとごぼうには十分な
味の変化が楽しめ、あまりコシのないそばでしたが、油の
絡んだ味わいもよろしく、モロモロと浮かんだコロモと一緒に
つゆを飲み干し、おいしくいただきました☆

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タグ：立ち食いそば 天ぷらそば