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楽天と中国ネット通販から得た教訓

楽天が中国で展開しているネット通販サイト「楽酷天(らくてん)」
が今月で閉鎖されます。

国内では「楽天市場」が2011年に1兆円を超える売上になり、
拡大を続けていますが、中国ではイマイチだったようです。

現状、中国ではネット通販サイトが乱立しており、加盟店が
仕入値を下回る値段で売らざるを得ない状況だとか。。。

赤字で売ってちゃ商売になりませんよねぇ~…。

まぁ、こんな状況ですから、2010年に進出したものの
不採算続きで、傷が拡がらないうちに畳んじまおうと
言うわけです。

また、中国でのネット通販市場は高成長が続いているそうですが、
アリババ・グループの「淘宝網(たおばお)」がシェアの約80%
を占めているとのことで、その他20%ほどのサイトは熾烈な
競争に明け暮れているということで、経営破綻したサイトも
いくつかあるみたいです。


と、こんな話を聞いて思ったことは、爆発的に人口が多くて
経済成長も続いており、市場が拡大している中国へと、進出を
果たした、あるいは検討している会社も多いと思いますが、
中国のネット通販市場、または楽天の事例から考えると、
シェア確保の勝算が見込めないと競争にさらされて、ボロボロ、
ヘトヘトになるリスクもあるわけです。

たくさんの饅頭が乗っかっている皿は目立つから、みんなが
手を出そうとしますが、その分、競争相手も多くなります。

その中で手の早い者、腕力のある者などが多くの饅頭を
手に入れ、残りを大勢で、それこそ胸ぐら掴み合ったり、
服を引っ張り合いながら奪い合う…。

そんな図が浮かんできます。

だったら、みんながたくさんの饅頭を取り合っている間に、
少ない饅頭だけど、皿ごといただける方が疲れないし、
確実ってことです。

じゃあ、その少ないけど確実に手に入る饅頭の皿は
どこにあるんだ?

と聞かれても、僕なんかにはわかりませんが、商売だけでなく、
日々の生活の中でもあてはまることだと思います。

みんなが飛びつくモノやコトには、あえて寄り付かず、
その人気のあるモノやコトに比べて、1ランク、2ランク下の
モノやコトで良し!としておけば、お金も時間も節約できる
と思いますよ。

でも、どーしても、みんなが飛びつくモノやコトが
欲しい!やりたい!と言うのであれば、みんなが
いなくなってからにしてはどーでしょう?
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タグ:楽天 中国
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