Tさん、ラーメンを語る！

勤め先の仕事仲間であるTさん。

彼は、大の麺好きです。

特にラーメンが好きみたいで、さらに、特にインスタントラーメンの
話で、僕は一緒に盛り上がったりしていますが…

今日、ラーメン屋さんのラーメンについて、こんなコトを言って
いました。

　　今、ラーメン屋で食べさせてくれる
　　ラーメンの値段、何だか高くねぇか？

Tさんは、いきなり僕に、そう尋ねてきたのでした。

彼は山形県の出身で、ちょっと訛りがあって…

　　･････何だか高くねぇか？

の部分が、妙にドスが効いている…って言うか、腹の底まで
響いてくるようでした。。。

なので…

　　高いです…。
　　ええ、実は僕も、、
　　高いんじゃないか…って
　　思っていたンです。。

やや緊張し、少し詰まりながら答えたのでした。。。

そこで、Tさんが語るには…

　　●ラーメンは、多くの日本人が好んで食べる国民食である

　　●大勢の人たちから支持され、それ故、日々進化している

　　●しかし、進化の果ては、値段の上昇になっているのでは
　　　ないか？

　　●ここで誰もが気安く食べられるラーメンに回帰してみては
　　　どうだろう？

　　●そんなラーメンは、現代においても充分、多くの人に
　　　支持されるはずだ

　　●なぜなら、それがラーメンの原点であり、変わらない
　　　魅力だからだ！

まぁ、こんな内容でした。

で…

　　いいか？
　　日清のチキンラーメン、出前一丁…
　　サンヨーのサッポロ一番…
　　インスタントラーメンだって、昔から
　　売られているヤツは今でも売れてるだろ？
　　ラーメン屋だって、一杯300円、せめて
　　400円で食べさせるヤツを出せば、
　　もっともっと市場が広がる！
　　全世界に広がんべぃ！

とのことで…

　　･･････････････････
　　･･････････････

やっぱ、山形の訛り…、説得力あるよナ…。

つまり、Tさんは、アレこれこだわって、アレこれ具とかスープに
コストばかり掛けるんじゃなくて…

昔からの味…、

シンプルで、別に何の飾ったところもなく…

それでも旨かった…、染みた…！

　　そんなゴテゴテしたスープやら、
　　チャーシューなんて要ンねーから！
　　ちょっと醤油っ辛くてよぉ…
　　小さなチャーシュー1枚だけ、そいつを
　　大事に食うんだよぉ！
　　ああ！もういっぺぇ食いてぇな…って思いながら、
　　スープを残さず、これも大事に残さず吸うんだぁ！
　　しみじみうめぇ！
　　これが400円だ！高くても400円だ！
　　なら文句ねぇべ！

今でも、Tさんの実家辺りへ行けば、1杯400円のラーメンを食べ
させてくれる店は何軒かあるそうで…

　　Tさん、オレ…、
　　専務よりTさんについて
　　行きたいです！

僕は思わず言っちゃいました。

自称・ラーメン王の専務も凄いけど、Tさん、マジ説得力あります！

是非、山形で400円のラーメンを食べ歩きしたくなったです。。

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タグ：山形 ラーメン