小職と小生：底辺生活：SSブログ

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小職と小生 [編集]

ビジネスメールやビジネス文書で、自分のことを「小職」
「小生」と表していることがありますね。

僕は両方とも使いませんが、使っている人は毎回、メール、
または、文書を受け取ると「小職」とか「小生」って書いて
いるみたいです。

それで、今日･･

その「小職」「小生」について書かれているエッセイを
読みまして･･

次のようなことが書かれてました。

「小職(しょうしょく)」
　　主に官職(国家公務員)がへりくだる表現として使う。
　　民間会社においては管理職(課長、部長)以上が使う。
　　官職、管理職に就いている人以外が使っても間違い
　　ではないけれど、本来の意味合いは知っておいた方が
　　良いでしょう。

「小生(しょうせい)」
　　男性が使う言葉で、女性は使わない。　　
　　自分と同等、または、目下の人に対して使う言葉。
　　上司や目上の人に対して使うことは無礼とされる
　　ので注意しましょう。

と、それぞれの意味合いについて書いてあり、その後で、

　　そもそも日本人は自分をへりくだって見せることを
　　美徳とするようだが、現代において、それは不要に
　　なりつつある。
　　既に「多様性の時代」である。
　　そんな現代において、わざわざへりくだっている
　　場合ではない。
　　自己表現、自分の考えを表に出していけば良い。
　　それだけのことなのだ。

なるほど･･

欧米の人たちは自己表現が明確で、自分の考えをはっきり
言うと聞いたことがありますが、今、日本でも、それが
当たり前のようになってきているのかも知れませんね。

で、このエッセイでは、ビジネスメールやビジネス文書に
おいて適切な一人称は「私」だと書いてありました。

「私」であれば、男女の別なく使えますし、目上、目下に
対して使っても失礼には当たりません。

社内、社外でも問題なく使えると思います。

実は、僕もビジネスメール、ビジネス文書には「私」を
使ってます。

これは、高校3年の3学期、担任の先生が教えてくれたのです。

　　これから卒業して社会人になる者も
　　いるから言っておくが、自分のことを
　　「僕」とか「俺」と表現してはいけない。
　　文書でも同じだ。
　　漢字で「私」、平仮名ならば「わたくし」
　　と書け。いいな。
　　プライベートでは「僕」や「俺」で構わんが、
　　「私」と表現することが社会人の常識だ。
　　覚えとけ。

僕は、これからも、この教えを守っていきます。。。