憶測と誤認

いわゆる“公人”たる人は、慎重に発言しなければなりません。

一般の人であれば、思ったことを、そのまま口にしたところで、相手に
不快感を与えることはあっても、別段、社会的に問題視されません。

　　思っているコト言って何が悪い！

　　腹ン中に溜まってたもの全部
　　吐き出してスッキリしたわ！

こんなことは一般人だからこそ許されます。

但し…

　　何だと、このヤロー！
　　もう一遍言ってみろ！

　　そうかい、そうかい…
　　そんなふうに思ってたのかい…
　　見損なったよ。。

など、相手から、こんな反応を受けることもあります…。

勝手な憶測･･

事実の誤認･･

この2つが、失言、暴言の元です。

一般人であれば、

　　僕が間違ってました。
　　すみませんでした。

このひと言で、一応は許してもらえるでしょう。

しかし、こうした失言、暴言を政治家とか芸能人、その他、著名な人が
吐いてしまうと･･

世間が許してくれません。。。

たったひと言の失言で･･

　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ！！！
　　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ！！
　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ！！

と、世間が大騒ぎします。

さらに、

　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ！！！
　　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ！！

と、別の所で焚きつけるから、ますます騒ぎが大きくなります。

　　先日の私の発言に、大変な誤りがございました。
　　ここに謹んでお詫び申し上げます。
　　お騒がせして申し訳ございませんでした。

と、平謝りに謝っても･･

　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ！！！
　　　わあぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ！！

と、なかなか世間の騒ぎは止みません。。。

公共の場で、非礼な発言やデマを流すことはよくないことです。

そのことを世間が指摘するのは当然のことでしょう。

でも、これだけ謝っていることですし‥

まぁ、謝り方に心がこもっていないみたいでも･･

反省の色が見られなくても･･

そこまで大騒ぎすることないんじゃないかと･･

さらに、別の角度を突いて、騒ぎを大きくしようとしなくても･･

僕は、こうした一連の現象を見るのが好きで…、時に腹の底から
笑っちゃったり。。。

憶測と誤認には、充分に気をけましょう。。

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