60になったら、どーしようか‥

仕事仲間のUさんは、確か今年で55歳になるはずです。

同じく仕事仲間のIさんが52歳。

最近、UさんとIさん、二人で、

　　60になったら、どーしようか‥

って話をしているみたいです。

そんな二人の話に、僕も真剣に耳を傾けます。

僕はまだ50になっていませんが、それでも60歳は、さほど遠くない年齢です。

Uさん、Iさんとも、

　　働けるうちは働こう！

と言う気持ちはあるようで、

　　子どもに手が掛からなくなったし、
　　今からでも金を蓄えようと思う！

そんな決意を表明し、60代半ばまでに「2000万円貯める！」と、二人とも
目標を掲げているのです。

ここで僕は胸を締め付けられるような苦しみを味わうのです…。

なぜなら･･

Uさん、Iさんとも、既にいくらかの貯金があるみたいですし‥

Uさん、Iさんとも、奥さんが外で働いていらっしゃいますし‥

Uさん、Iさんとも、デキた奥さんを持っているわけで･･

それに比べて僕は…

そう思うと、ホント、胸が苦しいです。。。

さて･･

実際のところ、現在の60代の人たちは、いくらほど蓄えがあるのか‥？

金融広報中央委員会の調査によりますと、単身世帯での全世帯貯蓄保有額
の平均額は1062万円、中央値が100万円とのことで･･

このうち、60代では平均1860万円、中央値460万円。

2人以上世帯での全世帯貯蓄保有額の平均額は1563万円、中央値で450万円。

このうち、60代では平均2427万円、中央値810万円。

当然ながら年代が上がるにつれ、貯蓄額も上がると思いますが、このように
60代になりますと、全体に比べて格段に額が多くなりますね。

…ってコトは、UさんやIさんの目標「60半ばで2000万円」も、まんざら夢じゃない
と言うコトです。

ここからは2人以上世帯のみについて見ていきますが‥

60代の2人以上世帯で最も多い収入層は、「年収300～500万円未満」で、
この収入層の貯蓄保有額の平均は1617万円、中央値は617万円になって
います。

また、金融資産の非保有割合…、つまり、貯蓄ゼロの割合は、

　　●収入なし（71.8％）
　　●年収300万円未満（26.8％）
　　●年収300万円以上（10.6％）
　　●年収1200万円以上（7.0％）

やっぱり、、働けるうちは働いた方がイイみたいですね。。

まともに貯蓄がない僕の場合、50代、60代でしっかり蓄えることは現実的に
難しそうです。。。

そうなりますと、60代、70代でも、少しでも長く働いて･･

年金の支給開始年齢を少し繰下げて受給額を増やすと･･

僕が60になったら、こうするしかなさそうです…。

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