こういうモンなんですって！

ちょうどゴールデンウイークの頃になりますかねぇ･･

福岡県のある海岸。

この時期、マテ貝が獲れることで人気の海岸です。

そこで毎年、春から初夏にかけて、地元漁協が潮干狩りを
運営し、入場料500円で多くの人たちに楽しんでもらって
いるそうです。

しかし、今年は･･

緊急事態宣言ってコトで、潮干狩りは中止。。

中止にしたのはイイけれど、漁協から係員も出さず、貼紙
だけで告知していたので、無断で入場する人が続出！

　　今年はタダじゃ！
　　500円払わんでマテ貝掘り放題じゃ！

これに慌てた漁協は、潮干狩り区画を閉鎖しました。

数人の係員も配置して、訪れる人たちに注意するも、

　　海にウイルスはおらん！

などと言って、平気で砂を掘っています…。

ところで、この海岸の隣にも無料区画の潮干狩り場が
ありまして･･

何で、こっちは無料なのかと言いますと･･

単に漁協が管理していないだけ。。

そこで、中止、さらに閉鎖された海岸を訪れた人たちの中
には隣の海岸まで足を運ぶ人もいたとか･･

　　何で同じエリアの海岸なのに…、
　　こっちは管理しとらんと言うだけで
　　貝掘りが出来るやないかっ！
　　何が緊急事態じゃ！

そんな声もあがったとか･･

これについて、市商工課は、

　　そもそも当方としては、立ち入りを
　　禁止する権限はない。
　　感染予防については各自で。。

実にあっさりした答弁…。

で、、海岸を閉鎖した漁協の立場としては、

　　1人でも感染者が出たら大変だと思って
　　泣く泣く中止したのに。。

どうか理解してほしい…ってコトです。

･･と、まぁ、感染予防のため有料の海岸を中止しても、マテ貝
掘りたさに人は集まり･･

閉鎖しても、係員に食って掛かりつつ、まだ砂を掘り･･

隣は無料で、しかも、閉鎖されていないと知れば、そっちにも
集まり･･

感染防止のためと言う者あれば･･

各自の責任でと言う者もあり･･

緊急も感染もわれ関せずと言う者も･･

これが人間なんですよ。

人間って、こういうモンなんですって！

みんながみんな、そうじゃないですけど、まぁ、そういう
ところがあってもイイと思います。

痛い目に遭ってからじゃ遅いと言う人がいれば、痛い目に
遭う前に楽しんでおきたいと言う人がいてもおかしくは
ありません。

他人のために世話を焼く人がいて、他人のことは他人のこと、
勝手にどうぞ…って人もあるわけで。。

いつの世も、まとまっているようでまとまらず…

まとまらないようで、やがて落ち着くもので…。

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