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親は無くとも子は育つ

両親とも仕事で帰りが遅くなり、子どもに満足な食事を
させてあげることが出来ないとか、育児放棄や酷い場合は
虐待を受けている…

そんな子どもたちへ、憩いとふれあいの場としての
「こども食堂」について、最近、よく取り上げられたり
しますね。

先日、僕がテレビで観たのは、毎月1回、公民館みたいな
建物を利用して、そこでボランティアの、どちらかと言うと
年配の男女が食事の支度をして、やって来る子どもたちに
夕食を食べさせてあげたり、トランプ遊びをしたり、また
宿題を教えることもしていました。

やって来る子どもたちは、上が15歳から下は5歳。

合わせて20人ほどが集まって、その日の夕食であるカレー
ライスを食べていました。

  おいしいか?
  おいしい?

時々、年配の男の人、女の人が笑顔で子どもたちに話し掛け
たりします。

子どもたちは無言で、ウン、ウンと頷きます。

このこども食堂では、夕食の代金は1円。

でも、食べ終えてから「ごちそうさま」と言うと返金される
そうです。

食材は地域の飲食店、小売店から提供してもらうのだそうです。

テレビを観ていて、僕は何だか複雑な気持ちになりましたね。。。

月に1回ってのは適正であるのかどうか…?

まずこの事です。

集まった子どもたちにしてみれば、おそらくほぼ毎日、親から
満足な食事を用意してもらえなかったり、育児放棄されていたり…

そんな子どもたちを、月に1回だけ夕食を与えたり、宿題教えたり
してもなぁ…

ま…、町としては「何もしないよりマシだろ」ってコトでしょう
けど。。。

何だか中途半端に子どもに世話をやいて、世話をやかれた
子どもたちが却って心の拠り所をどこへ置いてイイのか
迷わせてしまうような…

そんな気がしたんですが、どうなんでしょうねぇ?

1人1人の子どもごとに、それぞれの家庭事情があると思います。

それらの事情を解き明かし、愛の手を差しのべることは極めて
難しいことなので、こうした「こども食堂」に留まってしまう
かも知れませんね。

だとしたら…

僕はこの言葉を信じたいです!

  親は無くとも子は育つ

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タグ:こども食堂
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LargeKzOh

同感です。
ただ、「おいしい?」 「おいしい?」 と問いかける姿勢には、年配者らの "上から目線" を感じてしまうのは、若干たりとも皮肉れた自分の性格のせいかも知れません。
せめて 1回/週 位の頻度であってほしい・・・とは当方の身勝手な想いではあります。
複雑です。
by LargeKzOh (2017-07-06 06:37) 

ino

紹介

桜鍾青年隊

全生庵

言霊百神
by ino (2017-07-06 14:22) 

あべしん

LargeKzOhさん、毎度どうもです☆

あの映像で、僕が思ったことは、カレーライスを
食べていた子どもたちは、そのカレーライスの味を
どう感じたんだろう…ってコトでしたね。

 おふくろの味?

 家庭の味?

 おばあちゃんの味?

 お店の味?

さて、何の味なんでしょうね?




by あべしん (2017-07-07 21:27) 

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