英国料理かぁ…

仕事仲間のIさんは、食通を気取るクセがあります。

ま…、確かに料理や素材のコトをよく知っているようですが…

　　昨日、ウチのヨメをつれて、近所の
　　洋食屋へ行って食べてきた

Iさんは、夫婦仲が良いことでも知られています。

その洋食屋は、戦後間もなく開店した老舗だそうで、開店当時は
まともに食材が手に入らず、具の入っていないピラフ…と呼べる
のかどうかも怪しいほどの料理や、スズメの丸焼きを出していた
こともあるとか。。。

で…

Iさんが、その洋食屋さんの近所に引っ越してきたのが今から
20年以上前のことになり、当初から、その洋食屋さんへよく
通っていたそうで、

　　あの頃から今でも、ずっと食べて
　　いるのがシェファーズパイなんや

と言いました。

　　シェ…？
　　シェファーズパイってなんスか？

僕は知りません。パイがつくからピザ状のものか、何かを
パイ生地で包み込んだ料理だろうと予想していると…

　　シェファーズパイっちゅうんはなぁ、
　　英国の家庭料理の一つなんや

と言って、Iさんが語るには…

牛や羊の粗挽き肉をバターと塩コショウで炒め、その上を
マッシュポテトで覆って、オーブンで焼いた料理…だそうです。

そんな料理、見たことも聞いたことも、もちろん食べたことも
ない僕には、出来映えがどんなふうなのか、イマイチ想像でき
ません。。。

　　初めて食べた時、「こんな旨いモンが
　　あったんか！？」って感じやった！
　　マスターが英国料理の一つだと
　　教えてくれて以来、英国料理に興味を
　　持ったんや！

とのことです。

Iさんは、もっと英国料理店が増えればイイのに…と言います。

英国料理かぁ…

僕にとって、何て言いますか…、ミステリアスな料理ですね。

それにしても…

英国料理店がもっと増えればイイのにと言っている割に、
よくラーメン屋へ行くIさん…

ある意味、彼もまたミステリアスなのでした。。。

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タグ：英国料理 洋食屋 シェファーズパイ