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恐怖!退職勧奨マニュアル

日本では、辞めさせたいと思っても、簡単に従業員を
解雇できないことになっています。

  おまえはクビだ!

  明日から出社しなくてイイから…。

など、軽々に言うことはできません。

解雇するには、それなりの条件を要するわけで、そうでない
限り、不当解雇として訴えられ、会社側が負ける可能性が
あるのです。


ある週刊誌に「退職勧奨マニュアル」と題した記事が載って
いました。

これを作成したのは、どこの会社の誰なのか、明かされては
いませんが、辞めさせたい社員に対して、

  おまえはクビだ!

と、単刀直入に言えないので、相手の方から辞めて行くように
誘導するマニュアルらしいです。

これによりますと、会社側は先ず、

  ●辞めさせてはいけない社員
  ●どちらでもいい社員
  ●辞めさせるべき社員

以上の3つに分類します。

リストラをしなければならない時など、早期退職対象者の
選別を行うわけです。

そして、こんな記載もあります。

  感情的になる相手は退職へと誘導しやすい。
  一方、理詰めで話をする相手になると
  誘導に手が掛かる。

ここまで読んだだけで、う~ん…、なんか陰湿ッスねぇ…。

さて、社員を選別、分類して、さらに退職誘導への留意点を
把握した上で、人事部は社員の面談に臨みます。

早期退職により退職金は割増されるので、できる社員、つまり
辞めさせてはいけない社員ほど、チャンスとばかりに割増退職金を
手に入れ、ライバル会社へと転職してしまいます。

逆に、辞めさせるべき社員ほど会社にしがみつきたがる傾向に
あるとのことです。

ですから…

早期退職に伴う社員面談の際、退職の意思を示した社員が
人事部から、

  当社では君に、ぜひ幹部候補として
  残ってほしいと考えている。

とか、

  異動や勤務地などで希望があれば
  この機会に教えてほしい

など、至れり尽くせりの慰留が始まれば、その社員は

  ●辞めさせてはいけない社員

と言えましょう。

これに対し、辞めさせるべき社員が何も知らずに

  退職は考えていません。
  このままがんばらせて
  ください!

などと言っても、

  がんばるって言ってもねぇ、
  今まで君、がんばっていないじゃないの…

と冷笑されたり…

  正直言うとね、これから
  待遇が厳しくなるよ

と不安をあおってみたり…

  これだけの割増退職金が
  もらえるのだから、
  考えようによっては
  今こそ辞めるチャンスだよ

と暗に退職を勧めるような発言をされたら、

  あ!
  オレって、ここの会社では
  要らない人間なんだ…。

と悟らなければならないかも知れません。。。

それを悟らず、退職の意思がないことを伝え、その場を
過ごせたとしても…

その後、何度も面談に呼び出されることになります。

その度に人事部は、

  早く辞めろ!


  君はクビだよ。
  これまでご苦労さん

などとは決して言わず、退職に同意するまで面談を繰り返し、
それでも居座る「辞めさせるべき社員」には、研修だの訓練だの
と称したワケのわからない部署に異動させられ、これまた
ワケのわからない作業に追われることになるそうです。

雇われる者のはかなさ…

ホント、陰湿ですよねぇ、リストラって。。。
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